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スライド丸ノコでバリ・ささくれを減らしたい
1X4材など安いSPF材で棚などを作ると、部材が小さいので木材を切る回数が増えてしまいます。時間があまりないからといって急いで切断すると、今度は端部にバリが発生してしまう・・まあ急いで切断しなくてもバリは発生してしまうのですが、切断回数が増えれば増えるほどバリの量も増えるので、サンドペーパーをかけるのもおっくうになってしまいます。
これを減らすにはどうしたらよいか・・
技術がないから、とあきらめていたのですが、別になんてことない方法で回避することができました。
丸ノコの場合はバリ・ささくれを防ぐ方法として、マスキングテープを端部に貼るなどの方法をネットでよく見かけます。しかし、大量に切断する場合はいちいちこんなことをやってられません。
もう一つ、当て木をする方法もあります。もともとスライド丸ノコには、当て木用のビス穴が開けられていますので、それを利用してフェンスに固定すれば簡単に当て木をすることができます。
結論を言ってしまうとこれが正解なのですが、いままでなぜ当て木をしなかったかというと、
- 木は柔らかいので、何度も切断するうちに当て木がだんだん削れてきて、精度が悪くなるのではないか、という不安
- そもそも当て木にそこまでの効果があるのか疑問・・・
という理由からでした。
しかし、試してみたところ、そんな不安・疑問を吹き飛ばすくらいの効果が得られました。特に大量に切断する場合、この当て木は本当に効果てきめんなので、スライド丸ノコ使いのDIYな人たちで、バリにお困りの方がいらっしゃるようでしたら、是非当て木をすることをおすすめします。
精度が落ちることについては、今回SPF1x4材6フィートを30本ほどカットしてみましたが特に精度が落ちたとは感じられませんでした。気になるようでしたら、当て木の交換の頻度を上げることでその不安を払拭できるのではないかと思います。
作業の様子
↓手元にあった1×4材を縦に半分に切り、これを当て木にします。最初は丸ノコの歯のギリギリにあわせて当て木を置き、フェンスにビス留めをしました。
↓ぴったりに配置しましたが・・
↓あとで思い直し、丸ノコで当て木を切断して溝をつけることに変更。この方がよりギリギリまで当て木を切断対象の木材に当てることが可能です。(二つに切ってしまったので、歯の真下で当て木二本を付き合わせます)
↓切断後。作業は以上です。なんてことはありません。
↓あとは木材をどんどん切断するのみ・・
↓ほぼ、バリ・ささくれは発生しませんでした。これは気持ちがよいです。
↓左が当て木なし、右が当て木あり。一目瞭然ですね。これなら後作業は不要です。
↓当て木をしたままでも収納可能でした。あんまり傾斜切断はしないので、しばらくこのままにしておきます。
以上です。参考になれば幸いです。
なお、自分はこのスライド丸ノコを使っています。とても頼りになるやつです。DIYでも安全を考えるならなるべくスライド丸ノコを使った方がよいと思います。
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