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3.5インチSATA5400rpmのハードディスクを入れるのによいケースはどれか・・
USB3系列の表記がややこしいため、ハードディスクを購入したものの、どの規格のケースを使用すればよいのか・・と迷うことが多々あるのではないかと思います。自分もそうでした・・
ここでUSB3系列の転送速度についてまとめておくと・・・
USB3.0/USB3.1 Gen1/USB 3.2Gen1 | 最大5Gbps |
USB3.1 Gen2/USB 3.2Gen2 | 最大10Gbps |
ということで、Gen1とGen2の間では転送速度に2倍の差があります。SSDを使うこともあるのであれば、迷うことなくGen2のケースやスタンドを購入するべきですが、ハードディスクのみの場合でもGen2を使うべきなのか・・・このあたりが迷うポイントだと思います。
それで結局よくわからないので、いつもUSB3.1/3.2Gen2のハードディスクスタンドを購入していたのですが、今回、USB3.1Gen1のハードディスクケースを購入してみたので、その差を確認してみました。
なお比較に使用したのは以下の機材です。
↓USB3.1Gen1規格のハードディスクケース
↓USB3.2Gen2規格のハードディスクスタンド
↓SATA接続6TBハードディスク5400rpm
結果は・・どっちも同じでした
SATA接続の場合、最大6Gbpsまでしか出ないので、Gen2のケースを使用しても差はわずかであろうとは思っていましたが、結果はほぼ同じ、誤差の範囲でした・・こんなにも差がないとわかってしまうと、これまであえて(少し)高価なGen2のケース無理に探していましたが、わざわざこちらを使用する必要もないな・・と思う次第です・・
なお計測には自分はmacユーザーのため以下の「AmorphousDiskMark」を使用させていただきました。
↓USB3.2Gen2ハードディスクスタンドの場合
↓システムレポートを確認すると、10Gbpsで接続されていることがわかります。これはUSB3.1/3.2Gen2の最高速度です。
↓結果は以下の通り
↓USB3.1Gen1ハードディスクケースの場合
↓システムレポートを確認すると、5Gbpsで接続されていることがわかります。これはUSB3.0/3.1/3.2Gen1の最高速度です。
↓結果は以下の通り・・誤差と言っていいくらいほとんど差がありません
以上から一般的な5400回転のハードディスクを使用するケースを選ぶ場合、USB3.0/3.1Gen1/3.2Gen1規格のもので全く問題ないことがわかりました。安価ですし・・
Web上にはUSB3系列の規格の差を説明する情報は結構存在したのですが、実際にハードディスクに取り付けるケースを探す場合にどうしたらよいか・・については見当たらなかったので、参考になれば幸いです。
なお、こちらのロジテックさんのケースはアルミ筐体なので、放熱性もよいためおすすめです。値段も2,000円程度と安価です。