中部横断自動車道 長坂〜八千穂はいつ開通?2018年11月長野県側ルート帯・IC位置の説明会開催

中部横断道長坂〜八千穂高原間はいつ開通?長野県側も1kmルート帯が決定され、2018年11月にそれについての住民説明会が開催されました。まだまだ前途多難そうですが、議事録には少しだけ今後の予定を見通せそうな発言がありましたので、それを紹介します。

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2018年11月に長野県側の1kmルート帯、IC概略位置の説明会開催

牧村・小海町・佐久穂町対象に、2018年11月に上記説明会が開催されたようです。(自分は行けませんでした)。当日配布された説明資料や議事録などはこちらに掲載されています。
https://www.pref.nagano.lg.jp/michiken/infra/doro/seibi/kosoku/odan/nagasaka_yachiho_1kmroute.html

今回の議事録から、いつ頃開通になるのか等、それらを推測できる発言をピックアップしてみました。

ポイントは・・

  • 今回決定の1kmルート帯を変更することはなさそう
  • 来年度(2019年)は環境アセスメントの手続き開始、調査のみ
  • 長坂〜八千穂高原間は標高や気象を考慮すると、佐久南〜八千穂高原間より時間がかかると予想
  • 当面は長坂〜八千穂高原間は一体として計画
  • 無料か有料かも未定

環境アセスメント後に都市計画決定⇒事業化⇒整備計画決定、の流れらしいです。この辺の資料が参考になりますが・・・古い資料も混ざっているので間違っていたらごめんなさい。

●http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/dorogyousei/index.html
↓上記アドレスより引用

●http://www.mlit.go.jp/road/ir/kihon/27/s1-2.pdf
↓上記アドレスより引用

※佐久南〜八千穂高原間は整備計画決定から開通まで20年かかっています。

※山梨県側は反対運動が激しいです。団体も複数あるようですし。

⇒なので、佐久南〜八千穂高原でかかった20年より、さらに時間がかかる可能性が非常に大きいです。これはもう確実に自分は死んでますわ(笑)

以下議事録抜粋です

南牧村中央公民館の議事録より
https://www.pref.nagano.lg.jp/michiken/infra/doro/seibi/kosoku/odan/documents/gaiyo_tyuokominkan.pdf

説明者(長野県):南佐久6町村の建設担当課長が計画調整会議に入っていただいているので、多種多様な意見を今回の1kmルート帯に反映できていると認識している。

小海町の議事録より
https://www.pref.nagano.lg.jp/michiken/infra/doro/seibi/kosoku/odan/documents/gaiyo_koumi.pdf

説明者(長野国道):既に開通している佐久南インターチェンジから八千穂高原インターチェンジの14.6kmについては計画から20年くらい掛かっている当地の標高や気象などを考慮すると、平地より時間が掛かると思われる。

説明者(長野国道):1kmルート帯とインターチェンジの概略位置が決まったので、来年は、環境影響(方法書)の手続きに入る。予算的には調査の予算のみである。

説明者(長野国道):道路事業で34kmは長いと思う。今後、具体的にどうするかは考えていくが、当面は長坂~八千穂の34kmは一体として進めていく予定

説明者(長野国道):六郷インターチェンジ~双葉ジャンクションはNEXCO、八千穂高原インターチェンジ~佐久小諸ジャンクションは国交省。調査中の34km間の事業者はまだ決まっていない。このため無料か有料かということもまだ決まっていない

以上です。

今回の住民説明会は、結構紛糾したようですが・・・納得のいく形で計画が進むことを望んでいます。早く前に進んでいかないと、景気減速・人口減・労働人口減の未来を乗り切るための一つの手段である高速道路をいつまでも手にすることができません・・・山間部集落の20〜30年後の未来を考えるのは、ちょっと恐ろしかったりします。