壊れそうなウッドデッキを応急修理した話

2年前にリビングの前のウッドデッキを作り替えたのですが、今度は玄関のウッドデッキが同じように壊れそうになってきました。まもなく厳冬期なので、できれば来年までなんとか持たせたい・・・とりあえず応急修理してみました。簡単に補強しただけですが、来年までは延命できそうです。

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今度は玄関のウッドデッキが壊れそう・・

ちの家には玄関にもウッドデッキがあるのですが、とうとうこれもダメになりそうな感じです。玄関にはひさしが出ているので、建物側はぜんぜん腐っていないのですが、ひさしから外れるデッキ先端部分がグズグズに腐ってしまっています。できてから28年くらいですが、まあそれだけの期間持ったのは、むしろ奇跡といえるかもしれません。

崩壊しそうな部分を確認してみると・・このウッドデッキは柱にほぞ穴を掘って梁を差し込む構造になっているため、その接合部分に水がたまり腐敗が進んでしまったようです。これは2年前に修理したリビングのウッドデッキと同じです。この方が見た目がよいのは明らかなのですが、ウッドデッキでは水がしみこんで行きそうなほぞ継ぎなどは避けた方がよいのかもしれませんね。

↑柱が接合部分で完全に腐っています。(手前の横に割れている板は、根太を隠す化粧板。意外にもこの板のおかげで根太が崩れ落ちないでいてくれています)
↑柱右側の梁が腐って落ちかけています。
↑写真奥側は梁が崩れて落ちています。つっかえ棒は業者による応急処置

実はこのウッドデッキも数年前から崩壊しそうになっていて、一度業者さんに来てもらって応急処置してもらったのですが、腐っている梁の下から補強を入れただけなので、だんだんと意味がなくなりつつあります。

↑裏側の様子。補強を入れた手前側は大丈夫ですが、奥の方が落ちかかっています。

腐っているのは先端側だけなので、なんとか補強して、もうしばらく持たせたいと思っています。作るのは全然かまわないのですが(むしろ作りたい)、今から準備して作業すると真冬になってしまいます。来年夏の終わり頃から作業に取りかかるのが(虫もいなくなるので)理想です。それまでに図面を引いたり、木割りを考えたり、ゆっくり作業に備えることもできますので・・。

補強方法を検討する

ウッドデッキの先端部分だけが腐って崩壊しそうなので、その部分だけを簡単に補強していきます。以下のようなイメージです。

↓ピンク色の梁が崩壊しかかっています。梁は根太を支えていますので、崩壊すると根太が下に落ちてしまいます。

↓そこで梁の後ろに、以下のような根太を受ける部材を入れ込みます。何でもよいですが、このときは手元に15×90の薄板しかなかったので、それを利用して柱と梁をサンドイッチ構造でつくりました。頬杖を入れて角を固めるよりも、絵のように梁を2段にして下の梁にも力が伝わるようにしておくと、2段の梁で鉛直力を受けることができるので強くなります。

↓こうすることで、ピンク色の元の梁がなくなったとしても、根太の支え続けることが可能です。心配なのは、この補強部材が前や後ろに倒れることです。今のところは既存の柱の腐っていない部分にビスを打ち込んで固定しただけですが、これでなんとか大丈夫そうです。おそらく、根太は建物側で固定されており、さらにウッドデッキ床材でも固定されているので、前後左右などに動かないからだと思われます。

作業しました

15x90x3600という杉板があまっていたのでそれを使用します。それを柱2本分、梁2本分でサンドイッチにして固定します。表裏側からビスで固定すると、かなり剛な接合部になります。サンドイッチにすると接合部の摩擦面が倍増するので、その影響が大きいのだと思われます。

↓柱の間隔が長いので、2本の梁が一体になるように、柱間に2カ所ほどサンドイッチで連結しておきました。

↓早速裏から補強材を入れ込む。中央部がたわんでいるのは、中央部分の根太の落ち込みがひどいため。さすがにこれを水平に戻すことはできませんでした。(無理に戻しても他に影響が出そう=最悪崩壊しそうなので、現状維持にとどめておきます。)

↓ちょっと心配になったので(笑)、あとから手前側だけ梁を2段にしておきました。束は一番人が良く通る部分の下にある根太の真下にだけ入れておきました。(作業を早く終わらせたかったので・・崩れそうならあとで補強します)

※この作業で一番恐ろしいのは補強の作業中にデッキが崩れることです。したがって、補強する前に床下に入って作業することはできるだけ控えるべきです。今回のようにあらかじめ補強部材を別の場所で作っておいて入れ込むような形にする方が少しは安全と思います。ただこれも状況によって異なるでしょうから、デッキの腐敗の進行具合の確認や、デッキが崩壊するならどのようにするのか、をよくシミュレーションしてから作業に取りかかったほうがよいと思います。

以上です。これでどれだけ持たせられるか・・・オチや後日談があるようであれば、また追加したいと思います。