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山暮らしすると頻繁に遭遇する停電・・
都会だと最近はあまり気にすることはない停電ですが、山暮らしだと落雷が頻繁に起きることもあって、年に数回は必ず停電します。瞬断から数時間にわたる停電まで、いろいろあります・・・まあそれは仕方ないのですが、困るのは仕事で使用しているデスクトップパソコンです。
ここしばらく、パソコン作業といえばFinal Cut Proを使用した動画編集が多くなっています。よく出来たソフトで、直近の作業をすべて覚えていてくれるため、停電のせいで保存してなかった数時間分の作業が消滅・・・という昔のようなことはありませんが、突然電源が落ちることによるパソコンや外付けハードディスクへの影響が心配になります。
そこで、UPS、無停電電源装置を導入することにしました。
停電時の電源として思いつくのは、最近ならリチウムイオンバッテリー搭載のポータブル電源がありますが、検討した結果以下の理由で却下となりました。
- UPS機能を搭載していないものがほとんど
- あっても高い
- 停電したときに安全にシャットダウンさえ出来ればよいためそれほど容量は必要ない
そもそも、停電の際に途切れなく安定して電源を供給するための無停電電源装置と、ポータブル電源では目的が異なるようなので、ここは素直にUPSを導入することにしました。
UPSには安価な「矩形波」タイプと、家庭用電源と同じ出力波を生成可能な「正弦波」タイプがありますが、ここはパソコンという精密機器を接続するため「正弦波」タイプを選択します。
↓選んだのはこれ。保証期間が短いので、その分少し安くなっています。
2023年現在では18,000円程度で購入できます。
実際に安全にシャットダウンは可能なのか?
UPSを導入する前に気になるのは、実際に停電した時に安全にシャットダウン可能なのか?ということだと思います。自分もそれが不安で、少し大きめのバッテリーを搭載したUPSを選択しました。
結果・・このUPSを数年使ってきて、何度も停電に遭遇しましたが、一度もシャットダウンできないことはありませんでした。ノートパソコンとなんら変わらない感じで、停電になってもそのまま周辺機器も含めて動作し続けていました。そして、作業を中断して全アプリケーションを閉じ、シャットダウン・・・全然問題ありません。
参考までに、自分のところの作業環境と、停電時すぐのバッテリー残量(動作可能時間)を載せておきます。
パソコン・周辺機器:iMac5K+外付けRAIDハードディスク+外付けハードディスク+外付けSSDドライブX2
これらをフルにUPSの接続して使用し、具体的にはFinal Cut ProでFullHDの15分くらいの動画をエンコードさせ、ワットメーターを確認すると、多い時で162Wでした。
続いて、この状態からコンセントを抜いてみます!
パソコンでのエンコードは普通にそのまま継続していました。このとき、UPSの「残り何分使用可能か」という表示を確認すると‥
「12分」と出ていました!
これだけあれば、作業を安全に中断して、シャットダウンまで余裕でたどり着けるのはおわかりいただけると思います。なんならエンコードも終われるかもしれません・・・
安全にシャットダウンできたらあとは復旧するまで、停電を理由に仕事をさぼるだけ、ですね!笑
(実際には・・停電が発生するのは台風とか豪雨の時が多く、いろいろ心配で仕事どころではなかったりするのですが・・)
これはもっと早く導入すべきでしたし、停電が多いなと感じる地域にお住まいの全てのデスクトップパソコンユーザーに強くお勧めしたいものだと感じました。同じように停電が心配なデスクトップパソコンユーザーさまの参考になれば幸いです。