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節電するにはリアルタイムで消費電力を確認するのが一番よい
以前の記事にも書いたのですが、標高1500mの山で越冬すると電気使用量がものすごいことになります。リアルタイムで消費電力を把握しながら、割と本気で節電してみました。その方法について詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
※なお、自分が購入した「はやわかり」という電力計は今は購入できないようです。自分の経験から、もっと安価な電力計でも、電力会社のスマートメーターを使用した「見える化サービス」に申し込めば、運用上は全然変わらないことがわかりましたので、こちらの組み合わせをおすすめしています。
⇒2018年8月追記 なんとamazonで2,970円まで値下げ!以前は8000円くらいしていました。もう廃番になるのか、新商品が出るのかわかりませんが、この値段なら絶対買いです。この機会にぜひ購入しておきたいです。
※見える化サービスの申し込みはこちらなど・・自分の所は中部電力管内なのですが、中部電力を使用しているのであれば「カテエネ」への申し込みは必須です。
一冬越えた結果を報告しておきます
昨年10月から今年の6月までの実績で、1年前と比較すると、なんと15%も節電できました。これって、すごくないですか?最も多い月ではなんと前年比で31%も節電できました。(2月だけは、昨年は長期間留守にしていたため今年の方が11%多くなってしまいましたが・・)
節電前 | 使用量 | 節電後 | 使用量 | 比較 |
2017年6月 | 347kW | 2018年6月 | 323kW | 7%減 |
2017年5月 | 686kW | 2018年5月 | 495kW | 28%減 |
2017年4月 | 1148kW | 2018年4月 | 787kW | 31%減 |
2017年3月 | 1020kW | 2018年3月 | 913kW | 10%減 |
2017年2月 | 1015kW | 2018年2月 | 1123kW | 11%増 |
2017年1月 | 1265kW | 2018年1月 | 1127kW | 11%減 |
2016年12月 | 962kW | 2017年12月 | 884kW | 8%減 |
2016年11月 | 874kW | 2017年11月 | 637kW | 27%減 |
2016年10月 | 347kW | 2017年10月 | 373kW | 27%減 |
節電前9ヶ月 | 7,831kW | 節電後9ヶ月 | 6,662kW | 15%減 |
暖房の使用を心身に負担にならない程度に減らしたのが一番大きかった
いろいろ節電のために努力しましたが、一番大きかったのが、ストレスを感じない程度に電気での暖房を減らしたことでした。具体的には・・
- 就寝中寝室のオイルヒーターの使用をやめた。かわりに布団乾燥機で寝具を十分に暖めてから寝ることにした。意外にも二人で寝室にいると、毛布を増やせば、最低気温マイナス20°の厳冬期でも暖房無しでも行けることがわかった・・・
- ついでに加湿器の使用もやめた。暖房しないと部屋が乾燥しないので加湿器もいらなくなった(笑)
- 洗面室のパネルヒーターの使用時間を減らした(寝ている間は電源オフ)
- 省エネダクトを使用してこたつ内を暖め、床の電気カーペットだけオンにするようにした。(こたつは結局一度も電源を入れなかった)
- 電気カーペットの暖める場所を人間がいるところだけに減らした(面積は2/3に)
- 照明をほとんどLED化した上で、不必要なところはこまめに消灯
そのような感じです。
省エネダクトについては↓こちらの記事に詳しく書いています。
なお、さらなる節電のためには、寒冷地ではおなじみの給水管の凍結防止のための凍結防止帯の電力消費をなんとかしなければならないのですが、破裂しては困るので・・・結局なにもいじりませんでした。これができたらもっと節電になるので、ここは将来の課題です。
節電体質に進化した(笑)
ちょっと気を遣うだけでもずいぶんと電気使用量が減ることがわかりました。クランプ式無線電力計を使っての節電は、どの電化製品を使用しなければ節電に効果的なのか、リアルタイムで使用量を確認しながら選ぶことができるので、とても効率的です。それでも毎月の使用量は、毎日の積み重ねの結果として表れるので、すぐにはわからないのですが・・・じっくり地道に節電に取り組むことで、結果的にここまでの差をつけることができました。正直ここまでできるとは思わなかったです・・
電気代を安くしたい、と思っている方は、このクランプ式無線電力計を導入して、リアルタイムで消費電力を把握しながらの節電に挑戦してみることをおすすめします。こちらで紹介している方法は、今現在では最もローコストで実現可能な方法だと思います。
なお・・節電用の電気メーターには以下のようにコンセントにつなぐものもありますが、これだとあまり意味がないかもしれません。なぜなら照明器具などはブレーカーから直接電源をとっていますし、無駄な電気は、電源の消し忘れによって生じることも多いためです。節電のためには、家全体の「今」使用している電気量を知ることが大切です。
こんなことがありました。ある日、電力計を確認したところ、炊飯器や暖房器具など消費電力の大きい電化製品を一切使っていないにもかかわらず、0.5kwに近い数字になっていました。おかしいな・・と思って、いろいろ調べてみたところ、数日前に浄化槽の点検に来た業者が地下の電球をつけっぱなしにして帰っていたのでした!(ここだけまだ白熱100Wのままだった・・)
このように、リアルタイムで電気使用量を確認することに慣れてくると、いつもより使用量が多いなどの異変に気づきやすくなります。こうして自分は9ヶ月ですっかり節電体質に進化したのでした(笑)
↓まだスマートメーター化していない人は・・こちらの比較サイトでどこの電力供給会社を選べば安くなるかを確認し、それを申し込んだ上で電力計を取り付けるとよいと思います。