野鳥探索のため双眼鏡を強化する
自分はこれまで双眼鏡を軽視していました・・というのは、野鳥さんをカメラ撮影するのであれば、ずっとカメラを覗きっぱなしになってしまうので、双眼鏡を使用する余裕はないと思っていたからです。しかし昨年、巣立ち後のシジュウカラ幼鳥を追跡する際、カメラだけではとうてい追いかけることができず、よく見える双眼鏡を併用することの大切さを痛感しました。死ぬまでに一度くらいエナガ団子も観察してみたいですし・・・これだって、よく見える双眼鏡で追跡することが大事と思われます。
そこで、ずっと前から気になっていたけれど高すぎて買えなかった防振双眼鏡を思い切って購入し、野鳥探索のための道具を強化することにしました。購入したのはこちら↓
Kenko VC SMART 10X30 10倍 防振双眼鏡
こちらを選んだ理由ですが、
- 価格が実勢5万円以下と安価だったこと
- 対物レンズが30mmと大きめだったこと(明るく視界が広い)
- 質量515gと比較的軽量だったこと
といったところです。コロナ禍で実物を見ることができなかったので、半ば博打になってしまいましたが・・これが買って大正解でした!
ちなみに自分はよくyahooショッピングを使うのですが、2021年3月はセールを行っており、ポイント還元込み実質38,000円くらいで購入できたのでとてもラッキーでした!
やはり防振双眼鏡はすごかった!
早速届いた防振双眼鏡を使ってみましたが、これがとても感動的で、もう防振機構なしの普通の双眼鏡には戻れなさそう・・と思うくらいでした。
その見え方ですが、内蔵の防振機構は手ぶれをすべて吸収できるわけではないのですが、高倍率になるほど気になる細かい振動はほぼすべて除去してくれるため、野鳥さんの表情をストレスなくくっきりはっきりと確認することができるのです。また、近所の樹木をいくつか観察したところ、これまで気づかなかったリスが巣を作ってそうな樹洞を新たに発見することもできました。対象がぶれないということが観察や探索においてもとても重要であることを改めて感じました。わずかでもぶれていると認識しにくいようです。
購入前に唯一気になっていたのは重さだったのですが、全然問題ありませんでした。普段それなりの重量のカメラを構えていることを考えたら、むしろ軽いと感じました。パートナー(女性)も長時間は疲れるけれど気にならない・重くないと言っていました。
思い切って購入してよかったです。もっと早く購入すればよかったです・・・
せっかくなので、双眼鏡の片方のレンズに小型のカメラを設置し、防振効果がどの程度かわかるような動画を撮影してみましたのでシェアしたいと思います。
撮影方法:片方のレンズに養生テープでSONYのアクションカメラ、RX0M2を貼り付けて撮影しました。この際、カメラ本体の手ぶれ補正機能はOFFにしています。
なお、同じようなことをしてみたい方は、RX0M2本体のフォーカスをマニュアルとし、フォーカスの距離を0.2mに設定するよいです。片方のレンズを覗きながらピントを合わせると、カメラの方もピントがほぼ合います。RX0M2の背面モニタは小さすぎるためピントを合わせるのは至難の業です・・
こちらがその動画です↓
以上、参考になれば幸いです。
Kenko VC SMART 10X30 10倍 防振双眼鏡