TOTOの暖房便座(ウォームレットSII,TCF105 )を自分で交換する方法。超簡単だけど注意点もあり

25年使ったTOTOの暖房便座ウォームレットSII(品番TCF105)が壊れたので交換。作業自体は超簡単で問題なしでした。自分でやらないとお金がもったいないです。ただ、交換品の選定などでちょっといろいろあったのでメモ書きしておきます。

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25年くらい使った暖房便座を交換

だ暖めるだけの暖房便座だからでしょうけれど驚きの長寿命で25年も使用してきましたが・・・とうとう便座のヒンジ部分が割れてしまいました。便座の交換はTOTOの場合、2本のボルトナットを締めるだけなので超簡単です。このために業者を呼ぶのはもったいないので、今回も自力で交換してみました。その顛末をこちらに記録しておきます。

暖房便座が廃番になっていた

名は、ウォームレットSII、品番はTCF105でしたが廃番になっていました。まあ当然ですよね・・

こちらの建築関係者向けサイトCOM-ET ⇒ http://www.com-et.com/jp/)で商品番号を入力して検索すると「販売終了」と表示されるのですが、「取替品」ボタンをクリックすると、後継の品番を調べることが可能です。

↑TOTO 業者向け検索サイト COM-ETのトップページ一部です。検索窓があるので、そこに品番を入力する
↑検索結果が表示されるので「取替品」ボタンをクリックする
↑後継の品番が表示されます。品番TCF116のリンクをクリックすると、その詳細が表示されます。

それによると品番は「TCF116」商品名は「ウォームレットS」であることがわかりました。

↓こちらからTCF105の取替品情報ページに行けます
http://www.com-et.com/jp/item_view_spare/searchStr=TCF/isHaiban=1/kensaku_info=2/datatype=1/hinban=TCF105/isNC=0/haiban_inp=TCF105/

なお、TCF105ですが、こちら↓のファイルによると、補修部品の供給も終了しているので、もう取り替えするしかない状況です。
http://search.toto.jp/scale_cnv/20_TCF105.pdf

ペールホワイト色(#N11)が廃番になっていた

の昔、TOTOの衛生陶器の白色は、ホワイトとペールホワイトの2種類があり、自分が設計事務所にいたときも便器のホワイトといえば、ペールホワイトでした。理由はホワイトだと白すぎて汚れが目立つ、などでした。当時は壁なども真っ白は汚れが目立つので、少しベージュかかった白色を選ぶことが多かったように記憶しています。

それが2012年に廃番(詳しくはこちら⇒ http://www.uedashoji.jp/all_img/toto_haiban.pdf

↑上記サイトより一部引用させて頂きました

あらためて家の便器を見てみると、すこしベージュっぽい白色・・・まさかのペールホワイトでした・・・今頃こんなところで影響が出てくるとは。

色味の違いが気になりますが、これはもう仕方ないので、統合後の品番、ホワイト#NW1を選択します。

取り付け用の金具の選択注意

amazonでTCF116を検索すると、よく一緒に購入されている商品に、便座締め付け工具TCZ3Yが自動表示されています。これだとこのまま購入してしまいそうですが、TCF116の施工説明書http://search.toto.jp/tr/D08498R_201108.pdf?_ga=2.29340607.285827739.1530756215-744419156.1529826837)を読むと締め付け工具は3種類あるので、自分の便器に合わせた物を購入する必要があります。

↑amazonさんの該当ページ引用・・このまま勢いで「両方ともカートに入れ」てしまいそうになりました

自分の所の便器で、施工説明書「*」の部分の寸法を確認すると、90mmくらいしかなかったので、D29010ZRの同等品、HH04079を購入しました。D29010ZRは、HH04079のパッケージなしタイプ、とのことでしたが詳細はよくわかりません。

締め付け工具はあったほうが作業がしやすかったので、便座と一緒に購入しておいた方がよいと思います。工具の選定の際に上記ご注意ください。

以下取り付けの様子です

↑便座のヒンジ部分が壊れてしまった
↑この時代の便座のほうがスタイリッシュでかっこいいと思う・・
↑買った取り付け工具でナットを取り外す
↑ナットをとったら、便座を上に引っこ抜く。掃除をして、施工説明書にあるように、便座取付穴中心から便座先端までの距離を測る。
↑先ほど測定した距離によってボルトの取り付け位置を変える。約47cmなら大型サイズで「E」と書いてあるところにボルトをセット、約44cmなら普通サイズなので「R」と書いてあるところにセット。
↑ボルトをセットしたら、取り付け穴にボルトを差し込む。便座の先端が便器の先端に合うように調整する
↑下から三角パッキン・ナットをセット
↑便座の取付位置が正しいかどうかを確認してから取り付け工具でナットを締めて完了
↑便器との間に隙間が出てきて便座ががたつく・・調整したけれどどうしようもないのであきらめる
↑便座の白さが際立つ(笑)やっぱりペールホワイトとホワイトでは差が目立ちますね・・
↑色の比較・・やっぱり気になるよなあ・・・・
↑作業完了 省エネのためだと思いますが、現行品はフタが便座を覆い隠すように巨大になっているので、なんかもっさりとしてしまいました・・・その上、色の差も気になります。いつか、便器ごと最新機種にリフォームするまで我慢、ですね・・