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法的には不要です
ウッドデッキに手すりが必要かどうか。建築基準法では、住宅レベルでの手すりの規定はありません。あっても3階以上の建物で、マンション、病院など大規模な建築物(法規上では「特殊建築物」と呼ばれています)に限定されています。それらの建築物の場合は、高さ1.1m以上の手すりを設けなければなりません。
ということは、家のウッドデッキに手すりを設けるかどうかは、完全に設計側にまかされていることになります。1.1mもの高さの手すりがあったら視界の妨げになりますので、必要がなければいっそのこと設けなくてもよいですね。その方がすっきりと開放感のあるウッドデッキになりそうです。逆に手すりを目隠しにしたい場合は、もっと高い手すりがあってもよいかもしれません。
手すりの高さを40センチにした
今回は、野鳥やリスのためのウッドデッキをつくりますので、手すりは必要です。なぜなら、これまでのウッドデッキの手すりがリスの昼寝場所になっていたり、キジバトの交尾場所になっていたり、野鳥のごはん場所になっていたりしたからです。
そこで、人間にとっての開放感と、野生動物のためのスペースを両立するため、手すりの高さを40センチにしてみました。これだけ低いと、ウッドデッキに立ったときに気持ちよく景色や空を眺められます。また、この40センチは、人間が腰掛けるのにもちょうどよい高さですので、野生動物だけでなく人間も手すりに座ってくつろぐことができます。構造をいわゆる「サンドイッチ構造」にしたので、手すりの幅もちょっと広めで座りやすいです。
誰にとっても好都合なこの手すり、一つだけ問題点をあげるならば、野鳥がたくさんやってきて、手すりがうんこだらけになることです(笑)。座るときは要注意です。

幅広の手すりが要らない場合は・・
幅の広い手すりが要らない場合は、支柱を長くするなどして、サンドイッチ部分と絡まないように手すりを取り付けるときれいに納まります。デザインとしてはこんな感じでしょうか。
図は高さを90センチにしています。隙間からの落下が気になるようでしたらもう少し支柱の間隔を狭めた方がよいかもしれません。その方が強度も増すので好都合です。もちろんその分開放感は減りますが・・
どちらにしても、一人でDIYするなら、作業性を考えて、構造体だけでなく手すりも2×4材だけで作ることを考えるのは一つの手だと思います。木材を組み合わせて行くだけで強度がそれなりに出ることがわかりましたので、無理して大きな材料を使用する必要はありません。
まだ2カ所、この家にはウッドデッキがあるので、自分は次回もこの路線で行くつもりです。
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