【安い方がお得!】eneloopなどニッケル水素充電池コスパNo1は意外にもこれだった!(2018年版10月版)

eneloopなどニッケル水素充電池を選ぶときに何を重視すればよい?同一メーカでも種類が多すぎてわかりにくいなかで、もっとも判断しやすいのはコストパフォーマンスだと思います。容量単価ではなく、充電回数も考慮してコスパを計算・比較してみました。結果は・・・意外にもこれがダントツの1位でした。

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充電回数も加味してコスパを計算してみる

に置いているトレイルカメラの電池の消費具合がおそろしいので、充電池を買うことにしました。久しぶりお店の売り場に行ったらpanasonicだけでもやたら種類があり、決めることができずに帰ってきてしまいました・・・こんな品揃えの中から、みなさんよく選ぶことができますね・・・ちょっと悔しいので、自分なりにどう選んだらよいかを考えてみました。

↑4ヶ月でこんなに使った・・

充電池の比較記事を読むと、単に1回あたりの充電容量を価格で割って、「容量単価」を計算しているものが多いです。

ところが、panasonicが出している充電池で比較すると、eneloopスタンダードタイプは定格容量が1900mAhに対し充電回数は約2100回、eneloopハイエンドで2,500mAhに対し約500回、evoltaお手軽モデルで1,000mAhに対し4,000回と、ぱっと見ではどれが本当にお得なのかわからなくなってしまいます。

4,000回充電可能と500回充電可能では8倍(!)も寿命が異なるし、一方で充電容量はせいぜい2.5倍程度の差しかありません。単に容量単価での比較では、本当にお得かどうかかを判断するのは難しそうです。

使用用途により要求される容量が異なるのはわかっています。が、今回は、頻繁に交換することになっても構わないとして、「最初に掛けたコストに対し、一番多く充電できる充電池」を探してみました。これこそ真にコスパのよい充電池だと思うのです。

具体的な計算方法は・・・1本あたりの定格容量と繰り返し可能な充電回数を掛け算し、充電池1本が生涯で蓄えられる電気容量を計算します。それを1本あたりの価格で割ることで、1円あたり充電可能な容量を算出します。

(定格容量)x (繰返し回数)÷(価格)

この「1円あたり充電容量」の数値が最も大きな充電池が、コストパフォーマンス最大の充電池、ということになります。

さっそくいろいろ計算してみました。すると、意外な結果が得られました!

2018年10月改定:9月まで王者だったpanasonicのeneloopお手軽タイプがまさかの廃番で価格上昇

panasonicの充電池ラインナップが2018年9月に整理・モデルチェンジされたようです。これによると、eneloopブランドは、スタンダードタイプとハイエンドタイプの2つに、evoltaブランドはスタンダードタイプとお手軽タイプの2つに減っています。

9月にモデルチェンジされたのは、eneloopブランドのスタンダードタイプ、ハイエンドタイプ、evoltaブランドのスタンダードタイプです。改善されたのは、山暮らしで気になる最低利用可能温度で、モデルチェンジされた3種類がいずれも-5度以上から-20度以上に使用可能範囲が広げられています。これにより、山暮らしでの充電池の選択肢が増えました。ありがたいことです。

なお、amazonなどを見ていてもまだ新旧ごちゃごちゃになっているのですが、見分け方は専用ケース付きかどうかです。最低利用可能温度が気になる方は、この点ご注意ください。

詳しくはこちら↓

↑https://panasonic.jp/battery/charge.htmlより引用

しかし。これまでコスパダントツの一位だったeneloopお手軽モデルが、今回のラインナップ整理で廃番になってしまいました。まだ販売はされていますが、以前より大幅に価格が上昇しています。それに伴い、コスパランキングの順位も少し変動しています。ちょっと自分も混乱しています(笑)

そこで、改めて計算し直してみました。

まずは、新しくなったPanasonicの充電池ラインナップeneloopとevolta4種だけで比較してみます

ほども述べましたが、Panasonicの充電池にはお手軽タイプスタンダードタイプハイエンドタイプの3種類あるのですが、それぞれ定格容量と充電可能回数が大きく異なっており、実際どれがコスパがよいのかよくわからないです。

そこで、上記の計算方法で1円あたりの充電容量を計算してみたところ、以下のような結果になりました。

一番コスパがよいのはなんと、新しいラインナップなってもお手軽タイプだったのでした!充電容量を減らすことで長寿命化されており、結果的にコストに対して最も多くの充電量を確保をすることができたのだと思います。

↓価格は2018年10月現在
※スマートフォンでは表の右側が隠れてしまうことがあります。

単3形
で比較
eneloop
スタンダードタイプ
BK-3MCC※amazon限定モデル
eneloop
ハイエンドタイプ
BK-3HCD※amazon限定モデル
evolta
スタンダードタイプ
BK-3MLE
evolta
お手軽タイプ
BK-3LLB
容量(Ah) 1.9Ah 2.5Ah 1.95Ah 1Ah
繰り返し
回数
約2,100回 約500回 約1,800回 約4,000回
容量x回数① 3,990Ah 1,250Ah 3,510Ah 4,000Ah
4本価格
(amazon)
1,814円 2,138円 1,814円 470円
1本あたり② 453.5円 534.5円 453.5円 117.5円
①÷② 8.80Ah/円 2.34Ah/円 7.74Ah/円 34.04Ah/円
最低使用
可能温度
-20度 -20度 -20度 -5度

この結果を見ると、evoltaお手軽タイプの価格の安さと、容量X繰返し回数=生涯充電容量は圧倒的で、1円あたり充電容量で比較すると、スタンダードタイプとの比較では約4倍ハイエンドタイプとの比較では、なんと約14倍ものコストパフォーマンスを発揮しています。

コスパ重視さんがPanasonicのニッケル水素充電池を購入するなら、今のところ、evoltaのお手軽モデルを選ぶのがよさそうです。なお、amazonで購入する場合、4本セットよりも2本セットの方がお得です。

ただし、残念ながら、evoltaのお手軽タイプは、使用可能温度が-5度まで、となっています。山暮らしで厳冬期の使用を考慮するなら、スタンダードタイプを購入するか、廃番でもまだ販売中の、eneloopお手軽タイプを購入するのがよいと思います。

他メーカーも加えて比較したランキング:2018年10月最新版

に、sony、富士通、amazonベーシック、TOSHIBA、IKEAのニッケル水素電池まで広げて計算を行ってみました。中国メーカーは繰返し回数が怪しい(低容量から高容量で等しく1000回とかになっている)ため省略しました。

※2018年10月現在 価格はamazonで調査。4本パックで算出。ないものは2本パックで算出

1位は結局これだった! Panasonicの 充電式エボルタ お手軽モデル BK-3LLBでした。eneloopお手軽モデルが廃番による値上がりでランクが下がったので、evoltaお手軽モデルがそのままスライドして1位になりました。2018年6月よりも価格が下がり、1円あたり充電容量も約26Ahから約34Ahと増えたため、これまでで最強のコストパフォーマンスを発揮しています。

コスパ重視さんがニッケル水素充電池を買うなら、evoltaお手軽タイプを選択すれば問題なし、ですね!それにしても繰り返し4,000回充電可能はすごすぎる・・・

1日1回充放電したとしても、10年10ヶ月も使えてしまう!こんなものをつくってしまったら、一度行き渡ると売れなくなって大変です(笑)

なお、amazonの価格では、4本パックよりも2本パックを2つ購入する方が断然お得になっています。1円あたり充電容量もその2本パックの価格で計算しています。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
1Ah 約4,000回 4,000Ah 117.5円 34.04Ah/円

2絶対王者だったPanasonic eneloopお手軽タイプ BK-3LCCがまさかの廃番!廃番に伴い価格も倍に跳ね上がり、2位に転落です。

それでも2位につけていますので、販売している間は購入の選択肢にいれてもよいかもしれません。なぜなら、evoltaお手軽モデルは最低使用可能温度が-5度なのですが、eneloopお手軽モデルは-20度まで使用することが可能です。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
0.95Ah 約5,000回 4,750Ah 233.5円 20.34Ah/円

1円あたり充電容量が20Ahを越えているのは、上記2種のみでした。

3位は、ソニーの低容量タイプ サイクルエナジーシルバー NH-AA-4BRAでした。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
0.95Ah 約3,000回 2,850Ah 158.3円 18.01Ah/円

4位:IKEAが販売しているLADDA低容量タイプでした。

⇒LADDA低容量タイプの詳細はこちら(IKEA公式ページ)

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
1Ah 約1,500回 1,500Ah 99.8円 15.03Ah/円

 

5位:東芝のTOSHIBA ニッケル水素電池 充電式IMPULSE ライトタイプ 単3形充電池(min.950mAh) 2本 TNH-3LE2Pでした。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
0.95Ah 約5,000回 4,750Ah 339円 14.01Ah/円

 

6位:富士通 HR-3UTCスタンダードタイプと呼ばれる約2.0Ahクラスで、2018年10月現在最もコスパがよいのはこちらです。eneloopの価格が上昇したことにより、スライドして上位に浮上してきました。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
1.9Ah 約2100回 3,990Ah 347.5円 11.48Ah/円

 

7位:TOSHIBA IMPULSE スタンダード TNH-3ME4P

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
1.9Ah 約2100回 3,990Ah 365.3円 10.92Ah/円

 

8位:Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池(スタンダードタイプ) アマゾンのプライベートブランドということで安そうに見えます(実際に他のスタンダードタイプと比較しても価格は約半分!)が、繰返し使用可能回数が上位と比較して半分しかないため、結果的に割高となっています。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
1.9Ah 約1000回 1,900Ah 198.3円 9.58Ah/円

 

9位は、Panasonic eneloop スタンダードモデルBK-3MCC 9月のリニューアルに伴い、価格が大幅上昇、ランクを大きく落としています。そのかわりに専用ケースがつきました。また、最低使用可能温度が-20度まで下がって性能もアップしています。eneloopがほしいなら値段が下がるのを待った方がよさそう。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
1.9Ah 約2,100回 3,990Ah 453.5円 8.80Ah/円

 

 

10位:Panasonic evolta スタンダードモデル BK-3MLE eneloopと一緒にモデルチェンジして価格が大幅上昇・・ランクも下がりました。eneloopスタンダードモデルと同じく、最低使用可能温度が-20度まで下がっています。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
1.95Ah 約1800回 3,510Ah 453.5円 7.74Ah/円

 

11位:東芝 INPULSE 大容量タイプ(在庫限り)TNH-3A
2,500mAhクラスのプロとか大容量タイプとか呼ばれるタイプの中で最もコスパがよかったのは、この在庫限りで安売りしている東芝のINPULSEでした。ちょっと古いので安いのかもしれません。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
2.4Ah 約500回 1,200Ah 163.5円 7.34Ah/円

 

12位:IKEA LADDA
2,500mAhクラスの現行商品で最もコスパがよいのはこちら!商品価格がめちゃくちゃ安いです。コスパ重視さんがどうしても高容量タイプを使いたい場合は、こちらを買っておくのがよさそうです。

⇒IKEA LADDAの詳細はこちら(IKEA公式ページ)

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
2.45Ah 約500回 1,225Ah 199.8円 6.13Ah/円

 

13位:富士通 HR-3UTHC
少し値下がりしたため、コスパランキングは上昇しています。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
2.45Ah 約500回 1225Ah 250.5円 4.89Ah/円

 

14位:amazonベーシック 高容量タイプ

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
2.4Ah 約500回 1,200Ah 258.5円 4.64Ah/円

 

15位:Panasonic eneloop ハイエンドモデル BK-3HCD
ハイエンドと呼ばれる2.5Ahクラスで最も容量が大きいのですが、価格も高く、その分コストパフォーマンスも悪くなっています。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
2.5Ah 約500回 1,250Ah 534.5円 2.34Ah/円

まとめ:山暮らしに向いている充電池はどれだ?

スパ重視で選ぶならどれだろうと、今回、充電回数も加味していろいろ調査してみました。その結果、最も安価なPanasonicのevoltaお手軽タイプがダントツの1位ということが判明しました。

何度も交換しても構わないけれど、安く、かつ、できるだけ長く使いたい、という場合には、お手軽モデルを選んでおくのがよい判断なのではと思います。

ただし、上記モデルは、-5度までしか使えません。-5度以上でしか使わないという場合なら、こちらを選んでおけば問題ないですが、最低気温が-20度を下回ってしまう山暮らしには向いていないです。

eneloopお手軽モデルが廃番になる前は、それがPanasonicの充電池の中で唯一-20度まで使えるモデルだったので、コスパ重視かつ低温性能重視で迷うことなくベストチョイスだった訳なのですが、今回のラインナップ整理により、ベストはこれ、といいにくい状況になってしまいました。

他のメーカーの仕様を見ても、富士通以外は使用可能温度を調べることができませんでした。富士通は-5度以上となっており、選択肢からは外れてしまいます。

従って、山の中で屋外で使いたい、かつ、コストパフォーマンス重視という場合は、廃番で物がなくなる前にPanasonic eneloopお手軽タイプ BK-3LCCを購入しておくのが、結局よい判断なのかもしれません。

もう少し値段が下がってくれればいいのですが!

以上、ニッケル水素充電池選択の参考になれば幸いです。

過去の結果:2018年6月のランキング

Panasonic eneloopお手軽タイプがダントツ1位のコスパを発揮していました。スタンダードモデルなど他のeneloopも、2018年10月現在よりかなり安価で、現在の半分くらいの価格で販売されておりました。今思えば、モデル末期だったということですね・・その時に買っておけばかなりお買い得でした。

メーカー・品番 定格容量 繰り返し回数 1本価格 1円あたり充電容量
1 Panasonic eneloopお手軽タイプ BK-3LCC 0.95Ah 約5,000回 161円 29.50Ah/円
2 Panasonic evolta お手軽 BK-3LLB 1Ah 約4,000回 153円 26.01Ah/円
3 ソニー サイクルエナジーシルバー NH-AA-4BRA 0.95Ah 約3,000回 160円 17.76Ah/円
4 Panasonic eneloopスタンダード BK-3MCC 1.9Ah 約2,100回 233.3円 17.11Ah/円
5 IKEA LADDA低容量 1Ah 約1,500回 99.8円 15.03Ah/円
6 Panasonic evolta スタンダード BK-3MLE 1.95Ah 約1,800回 247.8円 14.16Ah/円
7 富士通 HR-3UTC 1.9Ah 約2,100回 367円 10.87Ah/円
8 Amazonベーシック スタンダードタイプ 1.9Ah 約1,000回 208円 9.13Ah/円
9 東芝 INPULSE 大容量 TNH-3A 2.4Ah 約500回 163.5円 7.34Ah/円
10 IKEA LADDA 2.45Ah 約500回 199.8円 6.13Ah/円
11 amazonベーシック 高容量タイプ 2.4Ah 約500回 258.5円 4.64Ah/円
12 Panasonic eneloop pro BK-3HCD 2.5Ah 約500回 311.5円 4.01Ah/円
13 富士通 HR-3UTHC 2.45Ah 約500回 394.8円 3.10Ah/円
14 Panasonic evolta 大容量 BK-3HLD 2.55Ah 約300回 314.0円 2.44Ah/円