シンワ測定 ブルーレベルデジタル(デジタル水平器)をDIYで使ったら快適すぎて気泡管に戻れなくなったお話

気泡管で水平を確認することにイライラするのは自分だけ?デジタル水平器を使ったら快適すぎて気泡管に戻れなくなりました(笑)ただし使い方を誤ると大失敗します・・・その経験をシェアします。

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何が便利かというと、まず人間の目分量を排除してくれる

とりでDIYをしていると、一番困るのが部材の水平や垂直の確認です。水平や垂直をどこかで妥協してしまうと、そのずれが後々まで尾を引くので、せめて主要な柱・梁だけでも気合いを入れて水平・垂直を確保していきたいところです。

ですが・・気泡管で水平垂直を確認するのは大変ではないですか?

↑気泡と、気泡両側の線との間の隙間を、左右で同じになるようにする、そうですが・・・そんなこと、簡単にできます?

ちゃんと水平にしたとしても、気泡と一番内側のラインとの間に隙間があるので、最終的にはその両側の隙間を目分量、つまり適当に判断することになってしまいます。この辺が自分にはちょっと無理かなと思うのです。これでほんとに大丈夫だろうか、、といつも迷ってしまいます。

なので、数字で0.0度とかはっきりと表示してくれるデジタル式の水平器は、人間の曖昧な目分量による判断を排除してくれるので、予想以上に作業のスピードアップにつながります。特に、長時間作業で疲れてきたときには威力を発揮してくれます。

この快適さを味わってしまった自分、もう気泡管には戻れなくなりました。。

水平になったらブザーが鳴る

れも大変重宝する機能です。特にひとりDIYの場合は、水平を確認する作業がとても大変です。取り付けたい部材の中央にこのデジタル水平器を紐でくくりつけておけば、水平になったときにブザーが鳴るので、位置決めが簡単にできます。

ブザーが鳴ったところで(0度になったら)クランプで仮止めして、水平器を180度ひっくり返してもう一度測定を行い、反対側でも水平になっていることが確認できてから固定をします。

↑0度になったら、クランプで仮固定。180度ひっくり返して測定して0度であれば、本固定します。柱用の水平器も買いましたが、結局目安程度にしかなりませんでした・・

おかげで誰もヘルプを呼ばずに水平・垂直をばしばし出しながら、作業を進めることができました。

精度は約半分に落ちるようです

泡管の精度は、メーカーの仕様によると、±0.0573度以内となっているのですが、デジタル表示では±0.1度と半分近くに落ちてしまっています

±0.0573度の誤差は、2mのスパンに梁を渡したときで考えると、完全な水平面から最大2mmの高さの差が生じることになるのですが、これが±0.1度となると、差は最大で約3.5mmと、結構な数字になってしまいます。

この誤差は、気になる人は気にしてしまうのではないでしょうか・・・(自分はそうでした)

とはいえ、気泡管での目分量の誤差を加味すると、あまり差は出ないのかもしれませんし、そもそも木材が曲がっていたらどうしようもないです。デジタルであればひっくり返して測定するのも簡単ですので、ここは、人間の判断を排除し、「180度ひっくり返して2度測定し、両方とも0.0度になれば、よしとする。」とルール付けしておくとよいです。自分はそれで気が楽になりました。

最も大切なのはキャリブレーション(校正)

使用中に何度も何度もキャリブレーションしないと、すぐに狂ってきます。特に、急激に気温が下がってきたときなどは、使うたびに精度を確認した方がよいです。狂っている場合は、180度ひっくり返して測定しても同じ数値にならないのですぐにわかります。

↑0.4度と出ていますが・・
↑同じ場所で180度ひっくり返して再測定すると、なんと0.2度(笑)こうなったらキャリブレーションが必要です。

最初はそれに気づかず、0度と思って作業を進め、片方の柱が5mm長かったためカットしてしまいました。ふと思いついて、ひっくり返して測定してみたら、0度のはずの梁はなんと0.4度になっていた(爆)結局もう片方の柱も3mm位カットする、という、あほな失敗をしてしまいました。こんなことをしていたら柱がどんどん短くなってしまいます(笑)

なのでそれ以降は、こちらの公式動画にあるように何度もキャリブレーションしながら作業を進めました。これはデジタル水平器を使う際に留意しておきたい大切なポイントです。

そして・・氷点下では使えないです(爆)

れは盲点でしたが、メーカーの仕様によると、使用温度範囲が0度から50度になっています。作業を行っていたのは11月末から12月、夕方になると余裕で気温が氷点下を下回り、マイナス10度とかもあったので、水平器が使えなくなって大変でした。使えなくなると、数字がめちゃくちゃになるので、すぐにわかります。

そんなときは手や息で暖めてあげると、表示が復活しますので、それからキャリブレーションを行ってから測定しました。精度は・・・多分大丈夫だと思います(笑)

↑こういう構造体だけの状態が、美しくて自分は一番好きです。初心者にしては、それなりにきれいに作れたと思います・・・(プロから見たら不合格か(爆))

まとめ

そんな感じでしたが、DIY初心者がひとりでDIYを行うなら、まず買うべき、必須アイテムだと感じました。

ちょっとお高いですが、水平・垂直をきちんと出しておかないと、できあがりに大きく影響しますので、何か他の物を買うくらいならこちらに予算をかけた方がよいのではと思います。ご参考になれば幸いです・・