さよなら・・ニホンリスの子リス。悲しすぎる結末に涙・・・

感動的なニホンリス親子の引っ越しからたった10日ほどでこんな結末を迎えるとは・・・動画をつくるか迷ったのですが、2018年引っ越し後の出来事として記録に残しておこうと思います。

7443

当サイトでは管理人の個人的な経験に基づき商品やサービスの紹介をしております。業者から直接依頼を受けたり、報酬を得て掲載した記事はありません。ただし商品やサービスの紹介にはアフィリエイトリンクを使用させていただいております。遷移先のサイトで購入や申し込みをされた場合、このサイトが報酬を得る場合があります。

平和な子育ての日々が続いていた

ホンリスの親子が屋根裏の巣に引っ越してきて、平和な子育ての日々が続いていました。巣の下で仕事をしていると、ダクトの中を歩き回るリスの音が聞こえてきます。

時々、母リスは子育て疲れからか、巣の外に出てきて休息をし、(目を開けたまま寝ているのだと思います)そして、少し休んだらまた巣に戻る。そんな毎日が続いていました。

↑去年は目をつぶりながら昼寝していましたが、今年は目を開けたまま休んでいました。昼寝リス母も成長した?ようです。

そして、1週間も経つと、子リスたちは自分で巣から出てきて、家の壁を這うようになりました。とてもかわいい・・・仕事をしていると、子リスたちが壁をバタバタ這う音が聞こえてくるので、とても仕事にならないです(笑)

↑壁を這う子リス。

母リスはこの子たちにいずれ餌の採り方などを教えるのかな・・今回は長くここにいてくれそうだから、そんなかわいい姿もそのうち見ることができるだろうと、楽しみにしていました。

大変なことが起きた

ころがある日、大変なことが起きてしまいます。

巣の中にスズメバチが入ってきたようなのです。明らかにスズメバチの羽音と思われる低いブーンという音が天井下の私たちに聞こえてきます。そして、そのスズメバチと格闘しているリスのバタバタという音も。

↑換気扇の室内側です。こことリスの巣がつながっています。ハチのブーンという音と、ドタンバタンという音が中から聞こえてきます。いったい何が起きているんだろう・・

その激しい音は20分くらい続きました。

やがて静かになったのですが、その後はシーンとしてほとんど音が聞こえてきません。

心配に思いつつも、巣の中を覗くことはできないので、そのままにしておきます。

朝7時頃、リスがバタバタと寝室の壁を這う音で目が覚めました。その音は大変激しく長く続いていました。その時は寝ぼけながら、母リスが子リスたちに壁を這う訓練をしているのかな・・くらいに思っていました。

しかし、起きてから巣の様子を見に行くと、いつもは入口からひょいと顔を出すリスの姿が見えません。仕事があり、それ以上リスたちの様子をうかがうことができなかったのですが、夕方になって、後片付けのために外に出て巣の真下まで行ってみると、なんとそこには・・・

巣から墜落してそのまま死んでしまった子リスの姿がありました・・・

ショックすぎる・・・

↑あまり見ない方がよいと思うので、暗くしておきます。

すでに蟻がたかってきていましたので、死んでから時間が経っているようです。スズメバチ騒動の時に落下したのかもしれませんし、朝落下したのかもしれません。

この日、母リスや残りの子リスの姿を見つけることはできませんでした。多分、ですが、ハチが入ってきたことで、この巣は危険と判断して、次の日の朝(バタバタと音を立てながら)引っ越していったのかもしれません。

あまりにかわいそうなので、死んだ子リスは、庭に穴を深く掘って埋めておきました。

そして誰もいなくなった

リスと子リスがいなくなってから1週間くらい経ちましたが、未だに姿を確認できないでいます。どこへ消えてしまったんでしょう・・・屋根裏はまた静かになってしまいました。

こんなことなら、巣に引っ越してこれないように穴をふさいでおくとか、昨年も巣立ちの時に子リスたちが落下しているので、落下防止策を講じておけば・・とかいろいろなことが頭をよぎりましたが、リスはリスの判断で決めているのだから、人間にはどうにもできないですし、落下防止のために足場を設置しようものなら、他の動物に巣を襲われるかもしれないので、リス目線ではそれが良いことなのかどうかもわかりません。

なので、何もしないでおくしかないです。

それにしても、引っ越しからわずか10日程度で、こんな悲しい結末を迎えるとは・・・

自然のことなので、こういうこともあるんでしょうね。

とにかく今は、母リスや残りの子リスが無事であることと、また元気な姿を見せに戻ってきてくれることを祈りたいと思います。

続きがあれば、また報告したいと思います。