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コード式のブロワーはやはり不便でした
山の中に住んでいるなら、落ち葉の処理は気にしないのが一番です。なぜなら、次から次へと大量に湧いてくるので、掃除しだしたらきりがないからです。しかし、お客さんが来たりするときは、歩くところや家の前の道路くらいはある程度きれいにしておきたい・・・そんな風に思うのではないでしょうか。
自分はこれまで、竹箒やプラ箒、リョービのコード付きの掃除機兼ブロワー、RESV-1000で掃除をしていました。きれいにするならブロワーが大変有能なのですが、道路などで掃除範囲が広くなってくると、どうしてもコードが邪魔というか、コードリール&延長コード2本継ぎ足しとかで準備が大変になり、来客直前の時間のないときには使うことができません。
箒での掃除に抵抗はないのですが、作業に時間がかかってしまいます。そこで今回、思い切ってコードレスのブロワーを買ってみることにしました。
手頃なコードレスブロワーを選定する
コードレスブロワーで心配なのは、そのパワーとバッテリーの持ちです。バッテリーをつかう工具や園芸器具を購入するなら、マキタや日立を購入したいところだったのですが、予算があまりありません。また、DIYで使う工具は、インパクトドライバーも含めこれまでコード式を使用してきたので、バッテリーから改めて購入する必要があります。
精度が必要な工具ならまだしも、ただ吹き飛ばすだけのブロワーです。ここはなるべく予算を掛けないで、それでもちゃんと機能しそうなものを選ぶことにしました。
選定のポイントは・・・
- ただ吹き飛ばすだけのブロワーなので、マキタとか日立のように高額なものは不要。
- ただし、聞いたことのないメーカーのは避ける。
- バッテリーは18Vは欲しい。また、容量は3Ah以上は欲しいところ。
そして最終候補に残ったのは、以下の2つでした。
なお、価格は2019年9月現在で、ボッシュは20,000円程度、ブラックアンドデッカーの方は17,000円程度でした。
スペックを比較すると・・・
BOSCH ALB18LINJ | BLACK+DECKER GWC1480PC | |
風速 | 約58m/s | 通常モード約46m/s Boostモード約58m/s |
風量 | 不明 | 通常モード約2.21m3/分 Boostモード約2.77m3/分 |
作業時間 | 約17分 バッテリー2個約34分 |
通常モード約51分 Boostモード不明 |
価格 | 約20,000円 | 約17,000円 |
風速で判断するなら両者互角なので、最終的には価格で判断し、GWC1840PCを購入することにしました。
なお、BLACK+DECKERには2.0Ahバッテリータイプもありますが(GWC1820PC)、差額は数千円ですので、ちょっと頑張ってこちらを購入しておくとよいと思います。
参考までに・・マキタの同等スペックで、バッテリー・充電器付セットを選択する場合、UB182DRFが該当します。これにガーデンノズルA-53964を取り付ける形となります。バッテリー容量は3.0Ahで、風速は最大2.6m3/分となっています。セットで約27,000円程度です。
箒代わりには十分すぎる性能
これまで使ってきたリョービのコード式のブロワーとの比較ですが、印象としてパワーは半分かそれ以下に感じます。
ちなみにリョービRESV-1000のスペックは、
風速:低速47m/秒 高速62m/秒
風量:低速6.5立方メートル/分 高速9立方メートル/分
となっています。風速はあまり変わらないのですが、風量は1/3以下ですので、弱く感じるのはしかたがなさそうです。
しかし、コードがないことで格段に取り回しがよくなり、来客直前の時間のないときでもささっと掃除できますし、パワー半分以下でも、通路や道路に落ちた枯れ葉を吹き飛ばすには十分であることもわかりました。
バッテリーの持ちも十分で、必要なところを掃除し続けるだけの容量はありました。ちなみにいつも通常モードとBoostモードを使い分けて、2~30分程度は掃除していますが、バッテリーが途中で切れたことはありません。
掃除の様子をちょっとだけ動画撮影してみました。
あと、地味によかった点は、スイッチがスライドスイッチであることです。Boostモードにするときだけボタンスイッチを押し続ける必要がありますが、通常モードでの使用はスイッチを抑えっぱなしにしなくてもよいでかなり楽です。BOSCHのほうはトリガースイッチですし、操作しにくそうな形状をしています。実際、アマゾンなどのレビューを見ていると使いにくいという声もありました。
これはもっと早くに買っておくべきでしたね・・・
同じように山暮らしでも箒で掃き掃除をしたいと思う方は、コード式のブロワーではなく、最初からコードレスブロワーを購入しておくことをおすすめします。なかでもこのBLACK&DECKERの選択は、性能的にもコスト的にも悪くなかったです。
バッテリーの使い回しも当然できる
あと、BLACK+DECKERのDIYや園芸器具も、マキタなど同じようにバッテリーの使い回しができます。バッテリーは高価ですので、ブロワーだけに使って遊ばせておくのはもったいないです。
工具として使用しなければ、18V USBアダプター BDUSB18は購入しておくと便利です。自分も購入しました。
それと、自分はeBayで振動モード付ドリルドライバーを購入してみました。日本だとばら売りしていないのですが、eBay経由だと3,500円くらいで購入できました。※2019年9月現在、出品者が販売を取りやめてしまったようです・・再開するかもしれないので要チェックですね
Black+Decker Cordless Hammer Drill 18V
あとは、逆勝手で使いにくい&危なそうですが、コードレス丸鋸が10,000円程度で購入できます。これはいつか購入すると思います。
そのほか、レシプロソー、サンダーやジグソーもあります。詳しくは⇒こちらのページなど
そして、いろいろ探しているうちに、こんなものが売られていることを発見!
BLACK+DECKER ナイロンコードコードレス草刈機+コードレスブロワー+18V2.0Ahバッテリー2個セットでなんと約20,000円!これは超お買い得なので、コードレスブロワーの購入を考えている人は、もうすこしだけ上乗せして、こちらのセットを買うことをおすすめします。自分もこのセットの存在を知っていれば、間違いなくこちらを購入してました・・・残念すぎる!⇒追記:結局このセットを買い足してしまいました(笑)こちらの記事をどうぞ
以上、参考になれば幸いです。