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時期的に遅かったけれど、それなりに努力はした
今年5月にシジュウカラのための巣箱を設置しました。すでに設置する時期が遅かったというのはわかっています。野鳥のための巣箱なら、秋口に設置するのがよいとされています。半年遅れで間に合うわけがない・・・でもちょっとだけ期待してしまったのです。実際、設置したあとで、何度もシジュウカラが巣箱を気にして、中を覗いたりしてくれていました。
昨年も、設置した巣箱にスズメバチが入ってしまったという痛い思いをしました。今年は、なんと屋根裏のニホンリスの巣にスズメバチが入ってしまい、子リスが格闘⇒多分墜落死というアクシデントもありました。それで、スズメバチトラップを設置したりして数を減らすよう、一応努力してみました。
しかし、結局シジュウカラは入居してくれませんでした。一方で、昨年設置した小さな巣箱に、ヒガラちゃんが巣作りを始める様子もあったのですが、数日で放棄してどこかに行ってしまいました。
結局蜂の巣になった(笑)
やがて巣作りの季節はすぎ・・・
今年は野鳥の入居はなくて残念でしたが、スズメバチトラップを設置したこともあって、巣箱をスズメバチの巣にされなくてよかった、と安心して油断していたところ・・・ある日、今年設置した方の巣箱の中に、巨大な構造物が構築され、ハチが出入りしているのを発見!!
ミツバチならまあいいか、とか思っていたのですが、調べてみたところ入居したのはなんとコイツでした・・
クロスズメバチ
結局スズメバチかい!!!
このクロスズメバチは温厚な性格らしいのですが、数が増えて刺されたりしても困るので、巣を消滅させる方向に持っていくことにしました。梯子に登って、恐る恐る入口をアルミテープでふさぎました。
そんな作業をしていても攻撃されることもなかったので、クロスズメバチが温厚な性格なのは間違いなさそうです。
それにしても、地中に巣を作るとされているクロスズメバチですが、こんなふうに樹上につくることもあるんですね・・巣箱の中なので地中と環境が似ているからでしょうか。
そして、数日後。彼らも必死です。
巣の底の小さな水抜き穴からクロスズメバチが出入りしているのを見つけたので、大雨の日を狙って再びアルミテープで封印。
それでもまだ、巣箱に数匹群がっているので、もしかしたら屋根と壁の数ミリの隙間から、出入りもしくは餌のやり取りをしているのかもしれません。
このまま厳冬期まで待って、活動がなくなってから巣箱の除去をする予定です。
やはり虫の勢いが強い山の中では、巣箱に入居してもらうのは難しいのかもしれませんね・・残念。
秋になったら巣箱を量産して、高さや場所などをいろいろ変えて巣箱を設置し、どの巣箱なら野鳥が入居するのかを試してみるつもりです。
追記:なんか、大変重宝されるハチらしい(爆)
https://www.nishinippon.co.jp/feature/kodomo_book/article/336844/
↑こんな記事を見つけました。一部引用させて頂きます。
クロスズメバチは古くから人間の生活と関わりを持っています。
長野県を中心とした地方の人々は今でもこのハチのことを「ヘボ」あるいは「スガレ」などという愛称で呼び、巣を探しては幼虫を捕って、食料としているのです。巣が最も大きくなる季節の秋になると、大の大人たちがその巣を探し求めて一喜一憂するといいます。
自分は長野県で生まれたわけではないので、蜂の子を食べるというのはちょっとアレなのですが・・・このクロスズメバチの蜂の子を長野の方は食べるのですね、そうでした。
どうしよう・・そういうことなら、これを巣箱ごと売る方がいいのかもしれません!?
とりあえずこのまま冬まで待つつもりですが、もし長野県民の方でこの巣が欲しい方がいらっしゃるようでしたら(取りに来てくださる方限定)、about meのフォームよりご連絡ください(笑)
追記2:巣箱を解体してみました
↓こちらに解体した巣箱の写真をアップしましたのでよければご覧ください。