当サイトでは管理人の個人的な経験に基づき商品やサービスの紹介をしております。業者から直接依頼を受けたり、報酬を得て掲載した記事はありません。ただし商品やサービスの紹介にはアフィリエイトリンクを使用させていただいております。遷移先のサイトで購入や申し込みをされた場合、このサイトが報酬を得る場合があります。
ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX10M4
RX10M4になって予想通りの像面位相差センサーを搭載し、弱点だったAFを一気に改善してきました。また連写性能も24コマ/秒と圧倒的です。うらやましいですが・・・高い!高すぎる・・・価格コムで18万円後半から?RX10M3購入時の13万円台の価格からさらに5万円アップとなると、購入当時たぶん相当ためらったか、あきらめていたかしていたと思います。もしくは、PanasonicのDMC-FZH1を買っていたかもしれません。
3ヶ月RX10M3を使用して感じたのは・・
- フルサイズやAPS-C機を使用してから1インチに戻ってくると、解像感で感動することはまずないです。
- 高感度に弱く、曇りや雨の日の撮影は厳しく感じます。ISO3200になると厳しくなってきます。
- AFの弱さについては、DMFを使うか、「押す間AF/MFコントロール」をファンクションキーに割り当ててMFにして対応することでイライラは相当減少します。大変気持ちよくすぱっと合焦するときも多いですが、一度迷ったり外すと戻ってこないことがほとんどなので、MFで戻してあげる必要があります。
- AFの弱さについてもう一つ、電池を食いそうでオフにしていた「プリAF」をオンにすると、迷いがかなりましになりました。(残念ながらファンクションキーに割り当てることができません)
たぶん、1,2番目については、RX10M4になってもセンサーサイズが同じなので、あまり変わらないと予想されます。また富士フィルムの機材を使っていると、このカメラから出てくる色については何も感じないことが多いです。色についてもたぶん同じだろうと予想されます。映像とコストのバランスを考えると、ちょっと手を出せないかな、というのが正直な気持ちです。
※2018.2.3追記:高感度性能は改善されているようです。下の方に内容追加しました。
もしRX10M4を買えるだけのお金があれば、一番欲しかったXF100-400mmを購入すると思います。どうせならRX10M3と同じ位の値段で出してきて欲しかったですね。そうしたら、私も含め盛大に悩む人が大量発生しそうです。
3番目のAFについては、麓に降りたときに、ヨドバシで実機を少し触ってきましたが、AF動作は明らかに早くきびきび動くようになっていたように感じました(やっぱりちょっと欲しくなりました・・)
しかし外で使ったわけではないので、やはり実際にフィールドで使ってみない限りなんとも言えません・・・ここでは写真家の先生のレビューを引用させて頂き、紹介したいと思います。
「アザラシの赤ちゃん」「シマエナガちゃん」でおなじみの動物写真家の小原玲先生がRX10M4について、ご自身のブログでコメントしていらっしゃいました。プロの写真家がお手軽高倍率コンデジに言及するなんて不思議な感じがしますが、それだけ性能が上がっていることのあらわれだと思います。とても参考になりますので、引用させて頂きたいと思います。
こういう文章を読んでしまうと・・結局、やっぱり欲しくなってしまうのでした。
ソニーRX10M4が動物写真を変えるでしょう
http://reiohara.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/rx10m4-9824.htmlRX10M4というカメラは、今まで最低でも40万円から100万円は機材に必要だった動物写真を、19万円で撮れるものにしてしまったカメラです。
しかも今まで大きな三脚と大砲レンズを抱えていたような、超望遠撮影もこれ一つで可能にします。
そして秒24コマのAF連写は、なまじのプロ機よりもシャッターチャンスに有利でしょう。
正直私が動物写真家志望の若者なら、一眼レフとか600ミリとか買わないで、このカメラで、残りの予算を取材費にかけてデビュー作を作ります。身近にいいテーマがあれば、この身軽さから必ず良い作品ができます。
B全ポスターの仕事なんて、ほんとしばらくご無沙汰です。1インチのセンサーでもその特徴を理解して上手く使えば、写真集なら問題ありません。
RX10M4の作成が掲載されています。カワセミの写真の解像力みてみてください。
http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX10M4/photogallery.html#cyber-shot_products_DSC-RX10M4_rx10m4-g002
↓次の記事でAFの速度について言及されていらっしゃいました。富士のX-T2よりも速い、とのことですので、RX10M3よりかなり改善されているようです。
動物写真が撮れるカメラの価格差
http://reiohara.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-4bdc.htmlざっとシマエナガを撮ってみたいと言われて、私のおすすめで、撮れそうなセットをリストアップしてみました。
A: 19万円ぐらい SONY RX10M4
B: 40万円ぐらい FUJI X-T2, X-T20, X-E3, XF100-400 X1.4
C: 85万円ぐらい SONYα9 SEL100400GM X1.4
ちょうど倍々ぐらいの価格差です。
もっとも結果がよく、撮影能力が高いのはCです。値段相応のことはあります。
もっとも色がいいのはBです。Jpegでちょっと明るさ調節するぐらいで、本の入稿ができます。
もっとも撮影できる表現力の幅があるのがAです。24-1,200mm(超解像ズーム使用)相当の撮影がこれひとつでできます。
AFはC>A>Bの順の速さですが、シマエナガぐらいならこの3つならどれでも撮れます。もっと早いものだとこの差が広がります。
(以下略)
追記:RX10M4のほうが高感度性能はよくなっているようです
おなじみDPREVIEWさんですが、RX10M4とR10M3の画像の比較ができるので、ぜひ確認してみてください。引用ダメみたいなので、リンク先をご確認ください。高感度性能がこれだけ改善されているのなら、やはりRX10M4を買いたくなってしまいますね・・・うーん・・・・・(笑)
DPREVIEW studio shot comparison
ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX10M4
写真集の中では、小原氏がこれまでに撮影した、冬のかわいらしい姿を中心に、春の子育て、そして貴重な「巣立ち」シーンなど、シマエナガの成長の様子を追いかけます。ころんとして、ぬいぐるみのような愛くるしい体に、つぶらな目・・・。針葉樹の中でかくれんぼ(?)したり、宙をロケットのように飛んでみたり、吹雪の中、樹氷のつららを舐めに来たり・・・。あまりのかわいさに、“一人占め”したくなってしまいそう・・・。
他に、「プロバードウォッチャー♪鳥くんのシマエナガ講座」と「シマエナガQ&A」(どこで会える? 見つけるコツは? 普段、何を食べているの? どんな巣に住んでいるの? シマエナガの写真を撮るコツは?など)も収録。
シャッター音を出さずに撮影できるサイレント撮影機能