7年ぶりにMac買いました。メールデータを移行します。
ここに来て急にややこしい仕事が増えてきたのと、動画の編集が遅れてしまっているので、思い切って新しいMac買ってしまいました。7年ぶりです。これで仕事がはかどるといいのですが。その前に、データを新しいMacに移行しなければなりません。
今回は古いMacに溜まったゴミを新しい環境に引き継がないようにするため、移行アシスタントを使わず、まっさらなMacにデータの移行をしようと思っています。
Macのデータ移行でいちばんやっかいなのがMailのデータです。これがために移行アシスタントを使ってしまう人も多いのではないかと思います。7年前は自分もそうでした。。
そこでいろいろ調べてみたところ、移行アシスタントを使わずにフォルダのコピペだけで移行する方法がありましたのでシェアしたいと思います。
実はこの方法、すでにネット上に多く見受けられます。元ネタはAppleの英語のコミュニティーフォーラムなのですが、一部(記事が古いためか)今の環境と異なる情報が記載されており、それがそのまま拡散してしまっているため注意が必要です。
↓元ネタはこちら
移行方法
1これから記述するファイルおよびフォルダの中身を古いMacから新しいMacに(上書き)コピーします。念のためバックアップをとっておいた方がよいと思います。
データはすべて不可視フォルダのライブラリの中に入っています。
/ユーザ/「ユーザ名」/ライブラリ/
/Users/[User Name]/Library/
Sierra以降の場合、Finderで以下のキーボードショートカットを入力すれば不可視フォルダを表示することができます。
command + shift + 「. 」ピリオド
コピーするファイル・フォルダの一覧です
● Accounts(フォルダ - フォルダ内すべて)
● Containers(フォルダ内の以下のフォルダ)
・com.apple.mail(フォルダ - フォルダ内すべて)
● Mail(フォルダ - フォルダ内すべて)
● Mail Downloads(フォルダ - フォルダ内すべて ※存在する場合)
● Preferences(フォルダ内の以下のファイル)
・com.apple.accounts.plist
・com.apple.accountsd.plist
・com.apple.mail-shared.plist
・com.apple.mail.plist
・com.apple.MailMigratorService.plist
● SyncedPreferences(フォルダ内の以下のファイル)
・com.apple.mail-com.apple.mail.vipsenders.plist
なお、icloudでキーチェーンを共有するように設定している場合は不要ですが、していない場合はPreferenceフォルダ内「Keychains」フォルダの中身をコピーするとよい、と元ネタには記載があります。自分はキーチェーンを共有するようにしていたため、この点検証できておりません。
自分の環境では、移行したデータはこんな感じになりました。Mail Downloadsフォルダはありませんでした。
2再起動してMailを起動すれば移行完了です。
自分は再起動しないままMailを起動して、うんともすんとも言わず焦りましたが、再起動することで無事にデータが読み込まれました。何の追加設定も不要でした。これは素晴らしいです。
今回自分が行ったMailデータの移行方法は以上です。とても簡単ですので、ぜひお試しください。
なお、Appleコミュニティーをみていると、新しい情報がいろいろ追加されていますので、もし上記の方法でうまくいかない場合は、これら記事を参考にしてみるとよいかもしれません。
⇒この辺にあります(https://discussions.apple.com/search?q=mail+migration)
以上参考になれば幸いです。
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