紐付きだけど大丈夫?リョービの電動刈払機AK-6000を山(の庭 )使ってみたのでレビューします

エンジン式と比べて安価な電動刈払機。あまり使うものではないので最低限の機能性を有しているものを購入したいところです。この機種はエンジン式と同じスタイルなので使いやすそうですが、とても邪魔な電源コード付き・・・山で使ってみた結果をレビューします。

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普通ならエンジン式を購入しますよね・・?

ヶ岳に越してきて、草木は自然のままにしておくのもよいかと思っていました。かわいらしい花もたくさん咲いていますし、機械で乱暴に刈り尽くすのは難しいと感じていました。しかし、夏が近づいてきて草がぼうぼう、虫が大量発生してくると、やはり建物周りだけでも風通しをよくしたほうがよいのではと思うようになり、結局草刈りを行うことにしました。

敷地はほぼ300坪。手で刈るのは大変な広さです。のんびり暮らしているとはいえ、それなりにやることも多いので、時短のためにやはり機械導入を決意。刈払機といえばエンジン式が常識ですが、少し安く購入できる電動式はつかえるのかどうか・・。探していたら、こんなエンジン式と同じスタイルの電動刈払機を見つけました。これは使いやすそうです。

 

さんざん悩んだ結果、以下の理由により、この子を買ってしまいました。

  • 予算の都合(とかいいながら、最近は2サイクルエンジン21mlクラスだと、差額が数千円程度で、ほとんど値段が変わらなかったりする・・・ここは最大限に悩む)
  • でも、草刈り途中で給油するのが面倒。2サイクルなら燃料混合するのも面倒。ガソリンスタンドが遠いので、ガソリン買いに行くのも面倒くさい。
  • エンジンを始動するのが面倒(かからないときは、本当に不思議なくらいかからなくて、大変だった思い出あり)、オイル交換も面倒くさい・・
  • まだエンジン式の農機具を持っていない。チェーンソーもブロワーも電動。

いっそのこと、マキタの充電式刈払機にすればよかったのですが・・・まだ、工具も充電式に移行できてないので、いずれインパクトなどを充電式に移行する際に一緒にそろえていきたいと思っています。

赤いのは同時購入したナイロンカッター
結構簡易な梱包なのですね・・

 

最大のメリットは低振動で疲れないこと!

んなわけで、うちにやってきたAK-6000さん。早速使ってみました。昔、働いていた会社ではホンダの4サイクルエンジン刈払機を使用していましたので、それとの比較になります。

パワーは問題ありません。ただし、この敷地の雑草の勢いはそれほど強くないので、背丈くらいのカヤを刈ったらまた印象が変わるかもしれません。クマザサは問題なくざくざく行けました。

低騒音といいながら、結構モーターやギア音がします。しかし、それより低振動な事が大きなメリットと感じました。エンジン刈払機を長時間使用していると手がびりびりにしびれますが、この電動刈払機だとそれがありません!これは予想外で、草刈りの疲労感が激減しました。

使用前
使用後

予想通り紐付きであることが最大のデメリット

かし・・注意しなければならない点もいくつかありました。

当然ながら紐付きなので、畑の畦などでは使用できません・・電源が確保できる家の周辺での使用に限られてきます。

その上、付属品の10m延長コードでは全然足りないので、自分はさらに10m延長した上で、40mのコードリールを使用(10m+10m+40m=合計60m)しています。このくらいあると、300坪の敷地でもコンセントの位置を変えることなく刈りきることができます。

また、その紐(電源ケーブル)の取り回しに注意が必要です。電源に近いところから遠いところに向かって順に草を刈ることで、比較的問題は起きにくいです。しかし、適当に木が生えている自然に近い庭だと、そんな簡単に順序立てて草を刈るのは難しいです。

しかも、刈り残しがあったりすると、やはり戻りたくなるもの・・そんなとき決まって刈りたいところに電源ケーブルが横たわっています(笑)

ナイロンカッター「プラッターミニ」

なので自分は、安全性を考慮し、付属のチップソーは使用せず、ナイロンカッターに付け替えました。電源ケーブルのそばで金属製の刃物をぶん回すのは、やはりおそろしいです。お気に入り&お勧めのナイロンカッターは「プラッター」
これに交換することで、紐付きのストレスもかなり軽減されました。これについては別記事で使い心地を述べています。

危険な刈払機にナイロンカッター「プラッター」を付けたら草刈りが楽しくて仕方ない話

最後、本体からちょろっと垂れている電源プラグが抜けやすいので注意が必要です。説明書を今更ながら確認すると、抜けないように↓こんな風に接続してください、と書いてありました・・

なるほど・・でも、自分は自己責任で挿しただけで注意しながら使い続けると思います。

なぜなら・・ネット上のレビューで「断線しやすい」という意見がありましたが、このように電源プラグを抜けにくくすると、付け根に負荷がかかってかえって断線しやすくなるように思うのです。

挿しただけで使用していると、確かに使用中に何度か抜けてしまうのですが、使用に耐えないことはありません。むしろ、簡単に抜けるようにしておくことで、誤ってコードを踏んづけたときの危険回避や、肩掛けベルトについている緊急脱出装置と同じ役目をはたせて好都合なのではないかと感じます。

こういう切ったりする機械は、やっぱり安全をできる限り考慮しておかないと危ないと思います・・事故の話も結構聞きますので・・

まとめ

付きが気になる電動刈払機ですが、ガーデニングとして家の周りの草を刈るには十分なパワーで、全く問題なく使えます。低振動で長時間使用しても疲労が少ないのは予想外のメリットでした。給油で作業中断されることもなく、メンテナンスも簡単です。

しかしやはり紐付きの取り回しの悪さは気になります。電源ケーブルを切断してしまうのではないかという恐怖が常につきまとうので、チップソーを安全なナイロンカッターに交換して使用することをお勧めします。