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ロール網戸の張り替えは自分ではできない(メーカー推奨)
うちの家のサンルームの網戸は、上で巻き取るタイプのロール網戸(上げ下げ式)なのですが、これが下の方でちょっと破れてしまいました。メーカーさんはリクシル(旧トステム)さんなので、調べてみると「自分で修理はできません」とのこと。
メーカーさんサイトより
https://faq.lixil.co.jp/faq/show/10691?site_domain=default
この修理は高そうです。自分で対応できるなら、してみたいところです。
とりあえずロール網戸の収納ボックスを取り外してみました。ロール網戸の長さにどのくらい余裕があるかを確認するためです。すると、7~8センチくらい余裕があることがわかりました。破れてしまった穴のサイズは最大5cm程度なので、これならちょっとだけ網戸を短くすれば穴を隠すことができそうです。
早速作業に取りかかりました。以下は作業の様子です。
作業の手順
1網戸ボックスを取り外す。青色の2カ所のネジを緩めて、網戸ボックスを手前下にひねるようにして引っ張ると取り外せます。
この辺は、こちらの公式ページ(ロール網戸のロープの交換方法)がわかりやすいです
https://partsshop.lixil.co.jp/download/MAK_952.pdf
2網戸の下框(スライドバー?正式名称がわかりません)の両サイドにある樹脂キャップを外します。ビス1カ所で止まっているので、それを緩めれば外れます。キャップは左右があるので、再び取り付けるとき注意です。
3網戸の下框(アルミ)をスライドさせて外します。すると、樹脂製の網押さえがでてくるので、それもスライドして外します。
4中身の確認。網の下端部分は、樹脂製の平らな芯を両面テープで網に貼り付け、タッカー止めしてありました。両側のファスナー部分に切り欠き加工がされているので、その寸法を確認します。
5短くする寸法分だけ樹脂製の芯を移動して網に貼り付け、それにそって網をハサミでカットします。両側のファスナー部分については、4で確認したとおりに切り欠きを入れます。ファスナーは網にミシンがけで固定してあり、下端で折り返してあったので、念のためほつれてこないようミシン目の周辺部分を細長く残しておきました。
6タッカーで固定。ホチキスでも問題なさそうな厚さでした。5で残したミシン目の部分を芯に沿わせて折り曲げ、タッカーで固定しておきます。タッカーの芯は、たたきつぶしてなるべく平らになるようにしておきます。
7網は樹脂製の芯にそって1回折り曲げ、樹脂製の網押さえにスライドして挿入します。網押さえの断面をよく見ると、折り曲げた網が入りやすいような形状をしています。
8網押さえを下框にスライドで挿入し、両端を樹脂キャップで固定します。樹脂キャップは左右で形状が違うので注意。
9最後、網戸の取付。ボックスを取り付ける前に、網を先にレールに取り付けておきます。左右の樹脂のガイドに網のファスナー部分を通しつつ、下框もアルミガイドにはめます。これが結構面倒。2人がかりでやった方がよいと思います。
以上です。
今回、破れたのが下の方だったので自力で修理できましたが、真ん中が破れたら完全アウトですね。その時はおとなしく修理依頼するか、網戸を自作するしかなさそうです。自作するくらいなら修理を頼んだ方が早くてお得かもしれません。
以上、参考になれば幸いです。
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