【安い方がお得!?】eneloop・ニッケル水素充電池真のコスパ王は意外にもこれだった!(2018年版)

eneloopなどニッケル水素充電池を選ぶときに何を重視する?同一メーカでも種類が多すぎてわかりにくいなかで、もっとも判断しやすいのはコストパフォーマンスだと思います。容量単価ではなく、充電回数も考慮してコスパを計算してみました。結果は・・・意外にもこれがダントツの1位でした。

183
views

ニッケル水素充電池、種類多すぎ・・・

に置いているトレイルカメラの電池の消費具合がおそろしいので、充電池を買うことにしました。久しぶりお店の売り場に行ったらpanasonicだけでもやたら種類があり、決めることができずに帰ってきてしまいました・・・こんな品揃えの中から、みなさんよく選ぶことができますね・・・ちょっと悔しいので、自分なりにどう選んだらよいかを考えてみました。

↑4ヶ月でこんなに使った・・

充電池の比較記事を読むと、単に1回あたりの充電容量を価格で割って、「容量単価」を計算しているものが多いです。

ところが、eneloopで比較すると、スタンダードタイプは定格容量が1900mAhに対し充電回数は約2100回、ハイエンドで2,500mAhに対し約500回、お手軽モデルで950mAhに対し5,000回と、ぱっと見ではどれが本当にお得なのかわからなくなってしまいます。

5,000回充電可能と500回充電可能では10倍(!)も寿命が異なるし、一方で充電容量はせいぜい2.5倍程度の差しかありません。単に容量単価での比較では、本当にお得かどうかかを判断するのは難しそうです。

使用用途により要求される容量が異なるのはわかっています。が、今回は、頻繁に交換することになっても構わない用途で使用するとして、「最初に掛けたコストに対し、一番多く充電できる充電池」を探してみました。これこそ真にコスパのよい充電池だと思うのです。

計算方法は・・・1本あたりの定格容量と繰り返し可能な充電回数を掛け算し、充電池1本が生涯で蓄えられる電気容量を計算します。それを1本あたりの価格で割ることで、1円あたり充電可能な容量を算出します。

(定格容量)x (繰返し回数)÷(価格)

この「1円あたり充電容量」の数値が最も大きな充電池が、コストパフォーマンス最大の充電池、ということになります。さっそく計算してみました。

まずは定番panasonicのeneloopだけで計算してみると、意外な結果が!!

下のような結果になりました。一番コスパがよいのは、なんと、お手軽タイプだったのでした!!充電容量を減らすことで長寿命化されており、結果的にコストに対して最も多くの充電量を確保をすることができたのだと思います・・

単3形
で比較
eneloop
お手軽タイプ
BK-3LCC
eneloop
スタンダードタイプ
BK-3MCC
eneloop
ハイエンドタイプ
BK-3HCD
容量(Ah) 0.95Ah 1.9Ah 2.5Ah
繰り返し
回数
約5,000回 約2,100回 約500回
容量x回数① 4,750Ah 3,990Ah 1,250Ah
4本価格
(amazon)
644円 933円 1,246円
1本あたり② 161円 233.3円 311.5円
①÷② 29.50Ah/円 17.10Ah/円 4.01Ah/円
最低使用
可能温度
-20度 -5度 -5度

この結果を見ると、お手軽タイプの価格の安さと、容量X繰返し回数=生涯充電容量は圧倒的で、1円あたり充電容量で比較すると、スタンダードタイプとの比較では1.73倍ハイエンドタイプとの比較では、なんと7.35倍ものコストパフォーマンスを発揮しています。

しかも、お手軽タイプは耐低温特性にも優れていて、スタンダードやハイエンドは-5度までしか使用できませんが、お手軽タイプは-20度まで使用できるのです。

こうなると、コスパ重視&冬はマイナス20度になる山暮らしでは、お手軽タイプ一択ということになりそうです。

他メーカーも加えて比較すると、これまた意外にもこんな結果に!

に、panasonicのevoltaシリーズ、sony、富士通、amazonベーシック、TOSHIBA(最も安価なものだけ)、IKEAのニッケル水素電池まで広げて計算を行ってみました。中国メーカーは繰返し回数が怪しい(低容量から高容量で等しく1000回とかになっている)ため省略しました。

※2018年6月現在 価格はamazonで調査。4本パックで算出。ないものは2本パックで算出

1位は結局これだった!他メーカーをまぜてもトップのコストパフォーマンスを発揮したのは、なんとPanasonic eneloopお手軽タイプ BK-3LCCでした!

コスパ重視さんがニッケル水素充電池を買うなら、エネループお手軽タイプを選択すれば問題なし!それにしても繰り返し5,000回充電可能はすごすぎる・・

1日1回充放電したとしても、13年8ヶ月も使えてしまう!こんなものをつくってしまったら、一度行き渡ると売れなくなって大変だ(笑)

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
0.95Ah 約5,000回 4,750Ah 161円 29.50Ah/円

 

2位は、同じPanasonicの 充電式エボルタ お手軽モデル BK-3LLBでした。

eneloopお手軽タイプと同じように充電容量を下げて耐久性を向上させています。eneloopより少し安く、少し容量が大きいですが、繰返し回数が少ないです。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
1Ah 約4,000回 4,000Ah 153円 26.01Ah/円

1円あたり充電容量が20Ahを越えているのは、上記2種のみでした。

3位は、ソニーの低容量タイプ サイクルエナジーシルバー NH-AA-4BRAでした。

 

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
0.95Ah 約3,000回 2,850Ah 160円 17.76Ah/円

 

4位は、Panasonic eneloopのスタンダードタイプ、BK-3MCCでした。スタンダードクラスと呼ばれる2000mAhクラスで最もコスパがよいのもeneloopでした。これはもう、ニッケル水素充電池ならeneloopを買っておけば間違いないですね。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
1.9Ah 約2,100回 3,990Ah 233.3円 17.11Ah/円

 

以下はさらっと行きます。

5位:IKEAが販売しているLADDA低容量タイプでした。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
1Ah 約1,500回 1,500Ah 99.8円 15.03Ah/円

 

6位:Panasonic 充電式エボルタ スタンダードタイプ BK-3MLE

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
1.95Ah 約1800回 3,510Ah 247.8円 14.16Ah/円

 

7位:富士通 HR-3UTC

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
1.9Ah 約2100回 3,990Ah 367円 10.87Ah/円

 

8位:Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池(スタンダードタイプ)

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
1.9Ah 約1000回 1,900Ah 208円 9.13Ah/円

 


9位:東芝 INPULSE 大容量タイプ(在庫限り)TNH-3A
2,500mAhクラスのプロとか大容量タイプとか呼ばれるタイプの中で最もコスパがよかったのは、この在庫限りで安売りしている東芝のINPULSEでした。ちょっと古いので安いのかもしれません。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
2.4Ah 約500回 1,200Ah 163.5円 7.34Ah/円

 

10位:IKEA LADDA
2,500mAhクラスの現行商品で最もコスパがよいのはこちら!商品価格がめちゃくちゃ安いです。eneloopのスタンダードタイプよりも1本あたり価格がかなり安く、どうしても高容量タイプを使いたい場合は、こちらを買っておくのがよさそうです。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
2.45Ah 約500回 1,225Ah 199.8円 6.13Ah/円

 

11位:amazonベーシック 高容量タイプ
2,500mAhクラスの現行商品でコスパもよく入手しやすそうなのはこちら・・・

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
2.4Ah 約500回 1,200Ah 258.5円 4.64Ah/円

 

12位:Panasonic eneloop pro BK-3HCD

高容量タイプだとeneloopはそれほどコスパはよくありません。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
2.5Ah 約500回 1,250Ah 311.5円 4.01Ah/円

 

13位:富士通 HR-3UTHC

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
2.45Ah 約500回 1225Ah 394.8円 3.10Ah/円

 

14位:Panasonic 充電式エボルタ 大容量タイプ BK-3HLD
調査した中で充電容量がもっとも大きく2.55Ahもあるのですが、繰返し回数がたったの300回しかないため、コスパという面では一番低くなってしまいました。

定格容量 繰返し回数 容量x回数 1本価格 1円あたり充電容量
2.55Ah 約300回 765Ah 314.0円 2.44Ah/円

 

個人的なまとめ:山暮らしで屋外に置いたトレイルカメラに使用するならこれ

スパ重視で選ぶならどれだろうといろいろ調査してみました。予想外のeneloopお手軽タイプがダントツ1位という結果に終わりました。トレイルカメラはもともとそれほど電力を食うものではなく、アルカリ乾電池でも1ヶ月近くは電池が持つので、大容量タイプでなくても、交換する頻度を上げれば問題ありません。

しかも、最初はノーマークだったのですが、最低使用可能温度という問題もあるようで、お手軽タイプなら-20度でも使用可能ですが、スタンダードタイプ以上なら-5度が限界、という性能差があることもわかりました。

とすると、厳冬期は最低気温がー20度を少し超えることもある八ヶ岳の麓で屋外に設置トレイルカメラに設置するなら、結局このお手軽タイプしか選択肢がないことになります。その限られた選択肢が、最もコスパがよくてよかったです。これで迷うことなく購入できます。よかったです。

以上、ニッケル水素充電池選択の参考になれば幸いです。