マキタのプランジルーターにもなるトリマーRT0701Cを個人輸入して使ってみた話

どうして日本のマキタはこんな素晴らしくてかっこよくて、しかも安いトリマーを販売しないの?結局個人輸入してしまいました・・・。日本で使うためには少し追加投資が必要でした。コレットコーンやガイドをどうするか、使えるようにするまでの情報をシェアします。

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やっと手に入れたマキタRT0701C

↑makita RT0701C (画像はamazon.comより)

ろいろあって大変な思いをしながらも、なんとかマキタのトリマーRT0701Cをセットで個人輸入することができました。

まだ本格的にDIY作業には使っていないのですが、この素晴らしいトリマーを実際に日本で使うことができるのか、を先に検証しましたので、情報をシェアしたいと思います。

なぜmakita RT0701C?

DIYを始めるにあたりトリマーを選定していたのですが、自分は使いこなす自信がなく、大切な木材を焦がしてしまいそうだったので、どうしても「速度調整ができる」機種、また削りはじめの衝撃の少ない「ソフトスタート機構」や、負荷がかかったときも一定速度を保つ「フィードバック制御付き」のトリマーが欲しかったのです。

↑リョービ TRE-60V(amazon.co.jpより)

これらを満たすトリマーで日本で購入できるもののうち一番安いのは、リョービ 電子トリマ TRE-60Vです。価格は2万円近くします

一方、アメリカでは100ドル(1ドル110円として11,000円)も出せば、上記速度可変式電子制御トリマーを購入できることがわかり、いろいろ調べていくうちに・・・なんと、日本のマキタが大変評判のよいトリマーを出しているではないですか。しかもこの機種は世界中で販売されているにもかかわらず、なぜか日本だけ販売していないという謎。その上、いろいろオプションが付いているセットもあり、たとえばRT0701CX3という品番のセットだと、プランジルーターになったり、角度可変式のベースや、コーナー用のベース、集塵機接続アダプターまで付いて、230ドル(25,000円くらい)くらいで買えてしまうという驚きの安さなのです。

↑makita RT0701CX3 全部入りセット・・これは欲しくなりますね!

⇒Makita RT0701CX3 1-1/4 HP Compact Router Kit (amazon.comのページはこちら)

評判もよいようで、あちら(アメリカ)のトリマー比較ブログを読むと、ネガティブな要素は「LEDライトがついていない」くらいでした。

それで、どうしても個人輸入したくなり、結局プランジベースだけがセットになったRT0701CX7というセットを購入しました。amazon.comでは139ドルだったのですが、日本に転送する費用などいろいろ積み重なり、最終的には24,000円くらいになってしまいました。うーん、こういう思いをしなくてもいいように、日本でもこのRT0701Cを販売して欲しいです。売れると思いますけど・・・

↓マキタアメリカのRT0701CX3公式動画です。

makita RT0701Cを個人輸入する方法

ちらの記事にありますが、ebayで購入すると貨物ロストが起きる可能性がある、というか自分が貨物ロストにあたってしまいました(爆)。なので、個人輸入するなら、自分でアメリカのamazon.comで商品を注文し、転送業者に送ってもらうことをおすすめします。

電源の問題

事個人輸入できたとしても、次に問題となるのが電源です。アメリカの電源の規格は、120V60Hzです。日本は100V50Hzか60Hz。60Hz地域に住んでいれば、変圧器を噛ませて昇圧すれば問題ないと思います。幸い自分の住んでいるところは100V60Hzなので、一応安全のため以下の変圧器を購入しました。7,000円弱と値段もそんなに高くないので、購入することをお勧めします。

アメリカの電動工具を日本で100Vのまま使用している方も結構いるようです。確かに、作動中の音を聞く限りでは、変圧器無しで100V電源を直接使用しても、120Vの時と差があるようには感じられませんでした。しかし・・電気のことなので個人的にはなんとも言えません・・・。50Hz地域だと、モーターの種類や制御方法によっては、発熱するなどいろいろ問題が起きそうなので、さらになんとも言えないです。当然ながら、日本のマキタはこのトリマーを日本で使用することについて責任はとらないと思いますので・・、自己責任でお願いします。

なお、100V50Hzでこの変圧器を使用しても、120V50Hzにしかならないので、50Hz地域の方はご注意ください・・。

コンセントプラグ形状の問題

メリカの日本のコンセントプラグの形状は似ているのですが、アースを意識した電化製品の場合は、片方が太くなっています。実は、日本のコンセントはその片方が太いコンセントプラグも差すことができるよう、片方が長くなっています。上記変圧器も、片方が長いコンセントプラグを差せるようになっています。なので、特に不都合は感じませんが、延長ケーブルを使用するときは、この点に注意してケーブルを選定する必要があります。

↑プラグの左側が太くなっている
↑(赤線加筆)左側が長いので、問題なく使えます。
↑気づかないことが多いと思いますが、よく見るとコンセントは左側が長くなっています。なので、この特殊なプラグもさせます。

mm規格のコレットコーンを購入する

メリカで流通しているトリマーなので、最初に付属するコレットコーンは1/4″(6.35mm)用のものです。軸経がインチ規格のビットを使っている人も多いと思いますので、これはかえって好都合なのですが、6mmなどのビットも一応使えるようにしておきたいところです。

説明書を読むと、コレットコーンは1/4”(6.35mm)と3/8”(9.53mm)に対応しているとのことでした。さらに調べ上げた結果、6mmと8mmのコレットコーンが使えそうなことがわかったので、購入してみました。

↑このコレットコーン6や8はなかなか売っていないです・・探し倒したところ、上記のリンク先が一番安かったです。

実際に使用してみたところ、6mmのコレットコーンは、何も問題なく使用できました。しかし、8mmはちょっと緩いように感じます。きつく締めると、一応使うことはできたのですが、今度は簡単に抜けなくなりました・・・無理矢理引っこ抜いたので、ビットに傷が付いてしまいました。これは、試したビットがamazonで購入した数百円の安物だったからかもしれませんが、もし8mmを使おうと思っている方は、注意したほうがよさそうです。

↑左から6mm, 6.35mm, 8mmコレットコーン
↑軸経8mmのビットをさしてみる。きつくナットを締めれば固定された

プランジベース用のストレートガイドを購入する

に、プランジベースに本体を取り付け、ルーターとして使おうとしたのですが、なんと、付属のストレートガイドをプランジベースに取り付けることができませんでした・・・。説明書をよく読むと、もう一つパーツが必要みたいです。以下は、マキタアメリカの動画をキャプチャしたものと、取扱説明書の画像ですが、付属のストレートガイドとプランジベースの間に一つパーツがはさまっています(赤い矢印)。

このパーツの品名はMakita 195564-8 Guide Holder Setですが、調べたところ日本では売っていないようでした。海外では、amazon.comにはなく、acetool.comやebayUKなどで売っていました。こいつを入手するのは難易度が高そうです。

そこで、取扱説明書にあるもう一つストレートガイドを探してみたところ、こちらは日本でも売っていましたので、こちらを購入することにしました。

ちなみに、このプランジベースに適合するストレートガイドや上記ガイドホルダーを探すのに大変難儀しました。理由は、説明書にこれらアクセサリーの品番が書いていなかったためです。ちょっと日本では考えられない不親切さです・・

なお、日本で入手できるマキタのルーター用ストレートガイドはいろいろあるので、適当に購入すると失敗します。以下の品番が適合するものですのでご注意ください。ちなみに、コレットコーンを売っていた同じ店で買うのが一番安かったです。1,080円です。

使い心地ですが、ガイドに重量があるのでバランスが悪くなり、ぶれやすいように感じます。何らかの改造をした方がよさそうです。

↑ストレートガイド取り付け後。ガイドの重量分右側が重くなり、バランスが悪くなるので注意が必要
↑ぐいぐい行けます。粉じんがすごいです。
↑いきなりぶれました・・・へたくそでお恥ずかしいです。慣れれば問題なく行けそう。ただし削りはじめ・終わりが少し焦げたので、もっとスムーズに本体の上下を行う必要がありそうです。(もしくは回転を落とすか)

あと、ユニバーサルテンプレートを取り付けるためのテンプレートアダプタは、こちらが適合します。これも日本で購入可能で、同じ店で買うことができます。コレットコーンやストレートガイド、テンプレットガイドアダプタ、全部同じ店で購入できるので、まとめて最初に購入してしまった方がよさそうです。

使ってみた感想

ランジベースを取り付けたときはパワフルで、軸経8mm直径20mmのビットで溝を掘ってもスムーズに作業できました。すばらしいです。この「途中から溝を掘れる」というプランジ機構がどうしても欲しかったので、それをトリマーと兼用で安く手に入れられたのは、かなりうれしいことでした。トリマーとプランジルーター2台買うのは、DIYレベルではもったいないと思います。

↑材の途中で本体を上下できるプランジ機構、棚板などを取り付ける時に重宝しそうです

ただし、先にも述べましたが、ストレートガイドをつけると、バランスが悪くなってぶれやすく感じられましたので、本格作業前に練習して慣れる、もしくは、改造した方がよさそうです。

また、速度を変えられるのは予想通り大変ありがたい機能で、特にプランジルーターとして使用中や、慎重に作業を進めたいときなどに重宝すると思います。

トリマーとして使用する際も、ベースが日本で一般的な角形ではなく円形なので、設置面積が少ない分ちょっと不安定に感じますが、本体がアルミ製でずっしりしっかりしているため、むしろ作業はしやすいように思いました。

ただ、ベースがアルミということで、削っている部分が見えにくいです。自分はあまり気になりませんでしたが、日本のアクリルベースのトリマーになれていると、ちょっと作業がしにくいかもしれません。

↑削っている部分が見にくいのは、最大の難点かもです。日本のトリマーはアクリルの透明なベースが多いので、それに慣れていると作業がしにくそうです。
↑刃の調整がとてもしやすいです。ロックレバーを外して、ネジを回すだけ。微調整もしやすいです。

当然ながら粉じんがすごいので、セットで個人輸入を考えていらっしゃる方は、集塵機アダプタが最初からついているRT0701CX3の方を購入することをおすすめします。この「全部入り」セットだと、チルトベースもオフセットベースも付いているので、作業のバリエーションが広がりそうです。自分も、ebayで全量ロストしなければ、こっちを買っていたはずですが、やっぱり今思えば、再購入する際もRT0701CX3を買っておけばよかったです。差額が1万円もないので、また個人輸入することを考えたら、最初から全部そろえておく方がお得です。

一番いいのは、日本でこのトリマーが買えるようになることなのですが!そうなったらそうなったで、これまでの苦労やコストが無駄になるので発狂しそうですけれども(爆)

⇒Makita RT0701CX3 1-1/4 HP Compact Router Kit amazon.comのページはこちらです

※個人輸入するときは、amazon.comで購入して、転送業者に送ってもらうのがよいと思います。その辺は、こちらに詳しく書いています。