薪ストーブで新聞紙を薪のように燃やしたい。

濡らしたりせず手間をかけずにペーパーログ(紙薪)もどきをつくって、薪のようにゆっくり燃やす方法を考えてみました。

247
views

新聞紙は薪ストーブで燃やさない方がいいらしい

くなると薪の消費量がどんどん増えてくるので、コスト削減のためにも燃やせるものはできるだけ燃やしたいと思っています。ネットで調べると、「新聞紙は薪ストーブで燃やさない方がいい」「薪ストーブは焼却炉ではない」などと警告されてしまいます。理由は、灰が周囲に飛散して迷惑をかけるから、煙突に灰が詰まるから、等々。

そうはいっても、寒いもんは寒い。

煙突に灰が詰まる、の件は、既に薪ストーブには推奨されない針葉樹の薪や小枝も燃やしてしまっているので、今更という感じなのですが、周囲に迷惑の件については、この別荘地では、まず寒すぎて越冬する人がほとんどいないのと、隣家との距離が数十メートル以上あり、ほぼすべての住居に薪ストーブがついていますし(なのでお互い様ですね。隣が燃やせばやっぱり煙いです)、それでトラブルになることはほとんどないと思われます。

というわけで新聞紙をどうやったら薪のように燃やせるのか試してみました。

すごいものが売っている

ーパーログ製作機というものらしいです。新聞紙を細かくちぎって、もしくは丸めて水で濡らした後、圧縮してレンガ状に形作り、乾燥させて完成させるそうです。

(詳しいペーパーログの作り方はこちらをどうぞ https://kakakumag.com/houseware/?id=8440

これを見て、ちょっと欲しくなったのですが、やっぱり買うのをやめました。

まず、ただ燃やすだけのものを作るために、ここまで手間をかける必要があるのか、と自問しました。その上、ここは標高が高いので、夏は湿度が高く、こんな湿気た塊は乾燥しそうにありません。夏場は洗濯物でさえ乾かすのに苦労するくらいなので、カビが生えて終了、になりそうです。そして・・冬は、あまりの寒さで、そもそも水が凍って使えない。(笑)

丸めるのが一番簡単

れでも新聞を燃やしたい・・・試行錯誤の上、以下のような方法で今のところ落ち着きました。夏場にため込んだ新聞を毎日1薪ずつ燃やして、炉の温度を保つのに使用しています。

1.新聞を中央で半分にちぎる。1日分まとめてちぎります。最初はカッターナイフで切っていましたが、面倒になってきて手でちぎっています。ただし、カッターナイフで切った方がきれいに仕上がります。
2.2〜3日分を重ねる。1枚だけ後で使うので別に取っておく。
3.端部を2重に折って、なるべく隙間ができないようにしっかりと丸める。
4.丸めた後は、紙テープでくるりと一巻きして固定する。
5.2で取っておいた1枚で、もう一度上からくるりと巻く。こうしておくと、炉内であまり大きく広がらない。
6. 最後に、紙テープで固定して完成。

そして燃やします

った紙薪をいよいよ燃やすのですが、燃やすにはいくつかコツがありました。うまくやらないと、黒くなって完全燃焼しないまま燃え残ってしまいます。

1.高温で安定してから投入する。燃やし始めや、温度が下がってからは投入しない。一番よいタイミングは、最初に投入した薪が熾火状態になった頃です。

↑ペレット燃焼かごに熾火を集めて火床にする

2.一度に1本ずつ投入する。 通常の薪と一緒に一本ずつ投入するとよく燃えます。

↑薪と紙薪を1本ずつ乗せる
↑燃え始めました
↑写真奥が紙薪。燃えると結局新聞は広がってしまうのですが、これ以上は大きくならないです。安定燃焼中は紙薪両端から炎がでます。
↑きれいに燃えました。黒い燃えかすがなければ完全燃焼です。もとの紙薪の形状を残していますが、触るとぼろぼろに崩れます。

最後に

の紙薪、燃えるのは燃えますが、結果的には補助的な役割しか果たせませんでした。単独で薪のように燃やそうとしても、熱量があまりないので、それほど暖かくないです。それでも、薪2本入れるところを、薪1本と紙薪1本に置き換えられるので、少しは薪の節約に役立っています。

燃やすときには、以前紹介したペレット燃焼かごを用いるとよく燃えます燃焼かごに熾火を集めて火床にし、その上通常の薪と紙薪を一緒に置く、これが一番よいようです。

それと、紙薪1本作るのに、新聞朝刊2〜3日分が必要なので、年間生産量は120本ほどと、かなり少量になってしまいます。ここでは11月から4月半ばくらいまで半年ほど薪ストーブを使うので、毎日1本しか使用しなくても全然足りません。

薪が一束8本位500円として、紙薪120本は7,500円相当。

少しはコスト削減が可能ですが、最初で警告されていたとおり、灰が煙突に詰まりやすくなり、結果、煙突のメンテナンスサイクルが短くなってしまうのであれば・・・かえってコスト高かもしれません(?)

なんかもう、素直に古紙リサイクルに出した方がいいような気がしてきました・・(爆)