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何度かこのブログでも取り上げていますが、アメリカからマキタのトリマーを輸入することにしました。最初は何も考えずにebayで個人輸入してみました。梱包の仕方が悪かったためだと思いますが、「全量ロスト」状態で箱だけが届き、少しトラウマになりました。その顛末はここに書いてあります。
しかしこうなってくると、どうしても手に入れたくなるものです。
次は転送サービスを利用してみました。転送サービスを利用すると、外国のネットショッピングサイトで購入した荷物の受け取りと日本への発送を代行してもらえます。国をまたぐ前に転送サービスの業者が再梱包することになるので、直送よりは安心できます。
結果、今回はちゃんと荷物が届きました。よかったです。トラウマ解消です。
転送サービスとebay直接発注、セカイモン経由の料金を比較してみました
転送サービスを間に入れると料金が高くなりそうですが、その辺はどうなのでしょうか。間に業者さんが介入しない分、ebayで国際発送に対応しているセラーさんから購入したほうが安いと思ってしまいます。自分もそうでした。
そこで、今回輸入したマキタのトリマーセットRT0701CX7を例に比較してみました。その結果、転送サービスを利用する方がむしろ安いことが判明しました。安心確実に輸入できる上に安いのであれば、この方法で輸入するのが一番ですね。
比較したのは以下の4つです。
(1)Goopping(グッピング、転送サービス)を利用し、amazon.comで購入したものを転送してもらう。
(2)Spearnet(スピアネット、転送サービス)を利用し、amazon.comで購入したものを転送してもらう。
(3)ebayで外国に発送してくれるセラーさんのうち、一番価格の安い人に入札して購入。
(4)ebayの入札・発送手続きを代行してくれる「セカイモン」から購入。
amazon.comでRT0701CX7を購入すると、139ドルかかります。(2018年1月現在)
転送サービスを利用する場合、この金額に転送の手数料と日本までの送料が加わります。
ebayのセラーさんで最も安かったのは229.73ドルでした。(2018年1月現在)
ebayから直接購入する場合、この金額に日本までの送料や関税などがすべて含まれています。セカイモン経由では、送料は含まれますが関税は含まれません。
1ドル114円で計算して、
(1)は23,674円 (207ドル)
(2)は22,230円 (195ドル)
(3)は26,225円 (229.73ドル)
(4)は25,102円+関税・消費税
という結果になりました。自分は(1)で購入したので、(2)で購入していれば、さらに1,400円ほど安くなっていたことになりますね。残念。
転送業者を選ぶときの注意点
まず注意すべき点は、アメリカでは日本の消費税のように購入した金額に応じて「州税」がかかるのですが、その税率が州によって異なり、0%のところもあります。自分はその辺よくわかっていなくて、(1)のGooppingで注文したところ、州税が9.52ドルかかってしまいました。一方、(2)のSpearnetで購入すると、州税は0になります。
2点目は関税についてです。関税は輸入する商品価格の60%が1万円以下、すなわち、16,666円以下であればかかりません。(1),(2)の転送サービスの場合は、139ドルの商品=114円/1ドルX139で15,846円とぎりぎり収まったため、関税を払わなくてもよいです。
(3),(4)のebay経由の場合は、商品価格が16,666円を超えてしまうので関税がかかります。(3)のebayから直接購入する場合は、関税や日本の消費税など税関で取られる税金をあらかじめ支払う形になるので、これ以上の金額はかかりません。(4)のセカイモン経由の場合は別途支払う必要があります。商品価格が19,624円ですので、その60%に工具の関税3%と消費税8%+通関手数料がかかってきます。実際に使ったわけではないので推測ではありますが、およそ1,300円程度の税金を到着時に支払うことになります。
結果、(2)のSpearnet経由で購入するのが最も安いということがわかります。今回の場合、転送サービスとebayとの間で関税の有無の差がありましたので、最大で4,000円以上も安く買えることになりました。
amazon.comで工具を買うときの注意点
転送業者に送る工具を買うのは、amazon.comでよいと思います。調べた限りでは値段は最安でしたし、使い慣れた日本のamazonと画面が似ているので、購入まで迷いにくいと思います。そこで最後、amazon.comで購入する場合の注意点を挙げておきます。
amazon.comで購入する場合は、日本円で払うかドルで払うかを選ぶことが可能です。したがって、レートに注意してそれを選択する必要があります。これも結論を先に申し上げますと、ドルで支払っておいた方が安上がりです。amazon.comが提示するレートはかなり割高なので注意しましょう。
ちなみに、購入した1月4日の米ドル円のレートは、112.72円でしたが、クレジットカードの請求を見るとレートが114.16円、アマゾンで表示されたレートは約117円でした。こんなに差があります。なので、支払い画面で、「Selected payment currency」で「USD」を選択しておくことを忘れないようにしましょう・・
転送業者を使って輸入する場合の注意点は、以上です。
DIYをやり始めると、少しでも安くよい道具をそろえたいと思う気持ちが日に日に増大してきます。とくにトリマーはアメリカの方がいいものがそろっているので、個人輸入できるものは今後もしていきたいと思いました。そしてそのときはやはり、Spearnetなどの転送サービスを利用するのがよさそうです。
2018年6月追記:ebayセラーさんがかなりディスカウントして販売しており、今RT0701CX7を購入するならebayのほうがお得です
上記のような記事を書いておきながらアレなのですが、現在はebayさんで購入するのがダントツで安くなっています。ただし、これも日々変動すると思われますので、ebayさんとamazon+転送業者さんでどちらが安いのかを常にチェックしておくのがよいと思います。
⇒こちらのセラーさんだと、送料・税金込みで、187.46ドルでした!1ドル114円で計算しても21,370円と転送業者さん経由よりも安いです。
⇒Makita RT0701CX7 1-1/4 HP 10,000-30,000 Rpm Variable Speed Compact Router Kit
ただし、ebay global shipping program経由ですので、時間が2週間くらいかかるのと、私のように荷物がなくなるリスクもあります(↓下記参照)。なくなっても全額返金されますので大丈夫ですが、時間的損失はどうしようもないです・・・
ご参考になれば幸いです!
↓買ったトリマーのファーストインプレションはこちら